日米レスリングサミット(その4)
米国大メジャー団体・WWEが日本で開催した「日米レスリングサミット」その注目のカードの第9試合。「プロレスは男の詩、そして熱き戦い」を追求した風雲昇り龍 天龍源一郎とアメリカを象徴するWWEの超大物レスラー“まだ見ぬ強豪”マッチョマン:ランディ・サベージの日本の熱い闘いvs派手なアメリカンスタイルという異色のシングルマッチが実現。威風堂々のテーマに乗ってランディ・サベージが女マネージャーのシェリー・マーテルを従えて入場。派手なコスチュームでアメリカをそのまま輸入した感のあるサベージはリングアナウンサーの仲田龍とレフリーの和田京平にちょっかいを出す。そしてサンダーストームのテーマが流れ会場は大興奮の渦に包まれた。天龍源一郎の入場である。天龍はリング下からレボリューションシャツをリング上のサベージ目掛け投げつけ早くも挑発。試合は序盤戦、サベージのインサイドワークが目立ったが天龍が怒りのチョップの連打で応戦し会場は興奮の坩堝に包まれた。途中、女マネージャーのシェリーが乱入し特別解説者の徳光和夫と口論状態に・・・典型的なアメリカン・プロレスのサベージと無骨なタイプの天龍の試合はミスマッチかと思われたが互いの持ち味が存分に引き出された好勝負となり最後は天龍のパワーボムで10分49秒勝利を収めた。この試合は今大会のベストバウトとなり後に天龍は意外と噛み合った試合で「禁断の実を味わった」と評している。そして今大会の12日前、レッスルマニア6で王者・ハルク・ホーガンが王座から転落。第15代WWE世界王座に輝いたのはまだ見ぬ強豪 アルティメット・ウォリアーという世代交代の激震が走った。第10試合は急遽、WWE世界タイトルマッチとなり王者アルティメット・ウォリアーに全日本常連外人レスラーだったテッド・デビアスが挑戦。デビアスは全日本時代、スタン・ハンセンのタッグパートナーとしてインタータッグ、PWFタッグ王座となりシングルでは天龍を破りUN王座に君臨している。しかしWWEではミリオンダラーマンという金満キャラでマットに上がっており日本のプロレスファンは「これがかつてのデビアスか?」と疑う程、イメージを変えてきた。試合はゴング開始前にデビアスが奇襲。しかしウォリアーはパワーで圧倒WWEスタイルのプロレスが展開される。だが日本のプロレスファンは見慣れないアメリカンスタイルに飽きがきたせいかウォリアーが攻撃を仕掛ける時は「うぉりぁ~」デビアスが攻撃を仕掛ける時は「でびあ~す」と会場が一世に掛け声で両者に声援を送り楽しみ始めた。デビアスが徐々に日本のプロレススタイルを取り戻しつつあったが、最後はウォリアーのアルティメット・スプラッシュで6分12秒、勝利を収め世界王座防衛に成功した。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村【プロレス/格闘技】WWE Ultimate Warrior (アルティメット・ウォリアー) Parts Unknown ジムバッグ【あす楽対応】【楽ギフ_包装】