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2012.02.24
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カテゴリ:黒澤映画
用心棒.jpg


世界の黒澤明が監督し国際的俳優・三船敏郎が
主演を務めた1961年の東宝映画「用心棒」は
単なるチャンバラ映画ではなく
主人公の三十郎の特異なキャラクター設定を
重視した時代劇である。

物語は馬目の宿は縄張りの跡目相続を巡って
一つの宿湯に二人の親分が対立、
互いに用心棒、兇状特をかき集めて睨み合っていた。

そこへ桑畑三十郎(三船敏郎)という
得体の知れない浪人者がやって来た。

一方の親分・馬目の清兵衛(河津清三郎)の所に来た
三十郎は用心棒に「俺を買わないか」と持ちかけ
もう一方の親分・丑寅(山茶花究)の子分を
あっという間に斬り捨ててしまった。

清兵衛は五十両で三十郎を雇うも
女房のおりん(山田五十鈴)が強つくばりで
半金だけ渡して後で三十郎を殺せと清兵衛をけしかけた。

これを知った三十郎はあっさり清兵衛の用心棒を断わり
居酒屋の権爺の店に居据り
両方から高い値で雇いに来るのを待った。

名主の多左衛門(藤原釜足)は清兵衛に肩入れ
造酒屋の徳右衛門(志村喬)は丑寅について
次の名主を狙っていた。

そんな所へ丑寅の弟・卯之助(仲代達矢)が帰って来た。

短銃を持っており相当な腕であり
三十郎は丑寅方に付く事になった。

丑寅の金の供給源である徳右衛門は
百姓・小平(夏木陽介)の女房ぬい(司葉子)を
妾にし、小平から博奕の借金のかたにして
取りあげてしまったのだ。

小平と息子の金助の情ない様子を知って
三十郎は亥之吉(加東大介)を騙して
親子三人を逃がしてやるのだった。

しかし、ぬいが感謝の為に三十郎に出した手紙を
卯之助に見付けられ、三十郎は捕えられて
土蔵に放り込まれた。

ぬいの逃げ場所を吐かせようと地獄の責苦が続いたが
ぬいの居所を知っているので三十郎は
殺されずに済み墓地で逃れた。

その頃、丑寅は卯之助の知恵で清兵衛の家に火をかけ
清兵衛一味は全部殺された。

喧嘩は丑寅の勝利に終ったに見えたが
そこへ三十郎がふらりとやって来た!

この映画は畑三十郎は相手を斬る際、
必ず1人につき2度斬っているのが特徴で
「1度斬ったぐらいでは、すぐには死なないだろう」
という黒澤と三船の考えにより完成した殺陣であった。

一方で、仲代達矢演じる新田の卯之助に
スコットランド製のスカーフを巻かせるなど
時代考証よりも登場人物の造形を優先させた
演出も見受けられる。


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Last updated  2012.02.24 22:22:23
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