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テーマ:特撮について喋ろう♪(4681)
カテゴリ:外国映画
アメリカの大物コメディコンビ・アボット&コステロが 1948年、怪奇映画をパロディ化した 「凸凹フランケンシュタインの巻」に出演した。 物語は鉄道の荷物係である奥病のウィルバア(コステロ) 仕事熱心で真面目なチック(アボット)の二人が ある時、ドラキュラ(ベラ・ルゴシ)と フランケンシュタイン(グレン・ストレンジ)の 遺骸の入った籠をマクドゥガルの化物屋敷に配達したが 死体は逃走してしまった。 2人は満月の夜本性を現す狼男と称する ロウレンス・タルボット(ロン・チャニー)に出会う。 彼はドラキュラがフランケンシュタインに 脳を提供するのを妨げようとして 欧州から渡って来たのだと2人に告げた。 仮面舞踏会の夜、ウィルバアはドラキュラに連れ出され 付近の島でその脳をフランケンシュタインに 取られてしまう事になった。 チックと狼男・タルボットは仲間の失踪を知ると 早速、救援に出かけた。 ウィルバアが正に生贄にされようとした時、 昇って来た満月はタルボットを狼にし 彼はドラキュラを追って共に崖から落ちてしまった。 難を逃れた2人はフランケンシュタインが 追って来るのでボートに逃げ込んだ。 乗り込んで来た怪物は 遂に活力尽きて水に飛び込んだ。 2人は助かったの様に見えたが 実はボートに、意外なモンスターが乗っていた それは・・・ この映画に主演したアボット&コステロとは 日本で言う所のコント55号、とんねるず ウンナン、雨上がり決死隊のような存在で 本作のストーリーは「8時だよ全員集合」での おばけコントに流用され、 特にコステロの芸風を踏襲したのが 志村けんであり、コステロの良さを土台にし 噛み砕いて日本向けにアレンジした感がありました。 ちなみにアボット&コステロの日本における 凸凹映画シリーズは本作の他に 「凸凹火星探検」「凸凹探偵の巻」「凸凹猛獣狩」など 全22作品に及び、 これは戦後、日本へ米軍人向けに輸入しただけではなく 日本にもアメリカのコメディは楽しいと 日本人にも明るい笑顔を、という意味が込められていました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 フランケンシュタインの方程式 梶尾真治短篇傑作選ドタバタ篇 ハヤカワ文庫 / 梶尾真治 【文庫】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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