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テーマ:特撮について喋ろう♪(4681)
カテゴリ:巨大ヒーロー
1977年・春の”東映まんがまつり”で公開された 「大鉄人17」は本編・第1話と第2話を再編集した ブローアップ版である。 国際平和部隊の科学研究所では佐原博士(中丸忠雄)が作り上げた 巨大な電子頭脳で自らの意思を持つブレインは 人類を地球にとって邪魔な存在と見なし 人類を全滅させるべく幾多のロボットを作り上げ 征服に乗り出した。 ある日、ブレインが造り上げたローラーロボットが 突如現れて街を破壊し始めた。 そこで被害者であった南三郎(神谷政浩)は洞窟で ハスラー教授(大月ウルフ)に追われている所に 偶然、巨大な要塞を発見する。 近くにあったスイッチレバーを咄嗟に引いた三郎の前に 大鉄人ワンセブンが永い眠りから目を覚まし立ち上がる。 三郎を助けたワンセブンは意味不明の音声を発し 何かの意思を示すかのように 目のパネル部の色を規則的に変化させ 意思を伝えようとした。 そして三郎へ意思の疎通用に特殊なヘルメットを与え 共にブレインと戦う意思を表示した。 まずは巨大なローラーを前方へ押し転がしながら 立ちふさがる物全てを破壊するローラーロボットに 戦闘ワンセブンが圧倒的パワーで跳ね返し ローラーロボットの装甲を破壊していった。 そして怪ロボットの動きが鈍った所で 腹部を開いて撃ち出す光球と強大な力で 圧潰、爆破するグラビトン攻撃を発射。 ローラーロボットを一撃で倒した。 続く相手は巨大な回転翼によって起こる 強力な竜巻を武器とするブレインの新たなロボット ハリケーンロボットであった。 要塞ワンセブンが空の彼方から飛来し ハリケーンロボットへ体当たりを食らわした。 そして要塞から戦闘ワンセブンに変形したが ハリケーンロボットはワンセブンに 回転翼を飛ばし攻撃を加えた。 だがワンセブンは無敵だった。 その圧倒的パワーでハリケーンロボットの 回転翼をへし折り半壊状態に追い込んだ後 必殺のグラビトン攻撃によって ハリケーンロボットを粉砕した。 そしてワンセブンは三郎の質問に答える事無く 静かに去って行った・・・ この映画は東映制作の「ジャイアントロボ」以来となる 巨大ロボットものであり、「コンバトラーV] 「大空魔竜ガイキング」「マシーンブラスター」 「ダイアポロン」「ゴワッパー5 ゴーダム」と 活況を呈していた1976年・ロボットアニメブームの 影響を受けており 東映はアニメーションより実在感において勝る 実写の質感と重量感を重視する旨が語られ リアルな特撮を駆使した決定版を制作する事が 強く意図されていた。 その好評によりスパイダーマンや戦隊シリーズ等で 巨大ロボットの登場が定番化していく結果となった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 [CD] 渡辺宙明(音楽)/大鉄人17 MUSIC COLLECTION お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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