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テーマ:特撮について喋ろう♪(4681)
カテゴリ:東宝チャンピオンまつり
特撮リバイバル作品を2本と 新作映画1本と斬新な企画を試みた 1974年冬興行の東宝チャンピオンまつり その内のひとつが1969年に制作された 「緯度0大作戦」のリバイバル版でかつ 改題したのが「海底大戦争・緯度0大作戦」で 同時上映はリバイバル版「モスラ(1961)」 そして新作「燃える男・長島茂雄 栄光の背番号3」である。 この「長島茂雄 栄光の背番号3」はドキュメント映画で 読売ジャイアンツを現役引退した長島茂雄の 引退までを描いた作品で 少年達だけではなくチャンピオンまつりに引率した 父親もターゲットした映画である。 また引率した母親も幼少時代に見たモスラ、 大物歌手のザ・ピーナッツ、超美人女優の香川京子 当時のイケメン俳優・宝田明、岡田真澄が 同時に見れるという事もあり 家族揃って見る映画に相応しい企画であった。 ライバルの「東映まんがまつり」が冬興行を 行っていない事もあり、今大会は成功を収めた。 さて本作に登場したメカニックである万能潜水艦・ アルファ号は1805年にスコットランドで進水した 単なる潜水艦であったが、黒鮫号との戦闘の度に 装備が追加されており、劇中では飛行能力も追加して 海空を行く万能潜水艦となっている。 対する悪の戦艦・黒鮫号は水中速度はアルファ号より速いが 電子バリアーを装備しないため緯度0の電子バリヤーを 突破できないという欠点を持つ。 マッドサイエンティストのマリク博士は 黒鮫号を艦長の黒い蛾(黒木ひかる)に任せていたが 失敗が続く為にライオンのボディに ハゲタカの翼の合成怪獣グリフォンに 黒い蛾の脳を移植して作り上げた改造した。 またマリクはコウモリと人間を合体させた コウモリ人間や巨大ネズミを作り上げている。 そんな怪奇性を持ち合わせた本作であるが 元々は米国の作家であるテッド・シャーマンの 「緯度0の物語」が原作であり 東宝で「緯度0の物語」が日米合作映画として 企画される前に、1966年にSFメカニック映画として 本題を元にした「空飛ぶ戦艦」が企画検討されたが 3年後に「緯度0大作戦」に替わった。 だが「空飛ぶ戦艦」の土台は円谷プロの 「マイティジャック」として蘇る事となった エピソードがある。 尚、国内公開版に加え、海外バージョン「LATITUDE ZERO」 東宝チャンピオンまつり「海底大戦争」も収録した DVD-BOX・緯度0大作戦 コレクターズBOXに オーディオコメンタリーとして宝田明、岡田真澄、納谷悟朗と 当時のエピソードも聞けるBOXが発売されている。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 [DVD] 緯度0大作戦 コレクターズBOX お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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