ゾック | メタボの気まぐれ

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機動戦士ガンダムに登場する
ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ
ゾックはジャブロー攻略戦に実戦参加した
大型モビルスーツである。

ジオン公国軍が地球連邦軍の
本部ジャブローに侵攻する
第29話「ジャブローに散る!」に登場したゾックは
モビルスーツにしては珍しく
前後対称の容姿を持つ。

両肩に４つ、前後合わせて計８つの
メガ粒子砲を装備しており
頭頂部にはメガ粒子砲がある。

ゾックはこれらの武装を稼働するため
ザクの４倍近くの出力を持つ
大出力ジェネレーターを搭載している。

これらの装備により機体は大型化と
重量の増大をもたらしてしまい
機動性の大幅な低下を引き起す事になり

機体を支える脚部は歩行能力がなく
熱核ジェットエンジンによるホバーで
移動を行うという結果となってしまう。

腕部に爪が装備されているが
武装としては飾りに近く
錨状の装備としての使用が考えられていた為
モビルスーツというよりは
移動砲台に近い機体である。

このゾックにはジオン公国軍の
ボラスキニフ曹長が搭乗したが
機体を観たシャア・アズナブルに酷評を受けるも
ジャブロー攻略のための先発隊として出撃し
ジャブロー基地への入り口である
宇宙船用ドックを発見する功績を挙げた。

が、それも束の間、

メインカメラをウッディに潰された
シャア専用ズゴックの脱出を援護すべく
ゾックはビームを乱射するが
ガンダムのビームライフルでコクピットを貫かれ
呆気なく撃破されている。