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テーマ:懐かしいおもちゃ(182)
カテゴリ:懐かしの玩具
1971年から1973年まで社会現象になるほどの 爆発的な人気を得たのが、 カルビーが発売したスナック菓子 仮面ライダースナックである。 定価は1袋20円。仮面ライダースナックには、 1袋に1枚の「仮面ライダーカード」が付属していた。 袋の中にカードが入っているのではなく 購入時に手渡される形式だった。 カード表面には仮面ライダー・怪人・劇中の場面などが、 裏面には通しナンバーと表面の写真に関するデータが印刷されていた。 カードは全546枚だが、同じ番号が振られていても 細かな絵柄が異なるカードが存在する。 仮面ライダーカードは従来のブロマイドとは異なり、 カード裏面にもキャラクターの解説などが記載されている事から 「図鑑的要素」を盛り込んでいた。 また、通常のカードと異なる「ラッキーカード」があり これをカルビー製菓ライダー係宛に送ると、 カードを収納できる「仮面ライダーアルバム」が貰え、 カード裏面には、当初は通常のカードと異なり、 「ラッキーカード」の文字とカードの説明、 有効期限、カルビー製菓工場の住所が書かれていた。 仮面ライダー スナックは約87億円と予想外の売上げに伴い、 カルビー側にとって手放しでは喜べない問題が起こった。 スナックを買った少年少女たちがカードだけを取って スナックを捨ててしまうという事例が全国で報告され始めたのである。 こうした状況はPTAの目に留まり、 「ライダースナック投棄事件」として社会問題にまで発展した。 カルビー側は「お菓子は残さず食べよう」という一文を スナックの袋に印刷して掲載し、 梱包用のダンボール箱に「一人に沢山売らないように御協力下さい」と 小売店向けの指示書を仕込むなどの対策を採った。 【中古】単行本(実用) ≪児童書・絵本≫ 仮面ライダーカード / 堤哲哉【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.18 20:00:16
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