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テーマ:特撮について喋ろう♪(4681)
カテゴリ:特撮・アニメ・オリジナル作品
1986年に発売されたマグマ大使・総集編は 放送20周年を記念して制作された マグマ大使の総集編である。 マグマ大使は、前番組の「W3」が裏番組の 「ウルトラQ」に視聴率を奪われた事から、 フジテレビがこれに対抗しうる 特撮番組制作を企画した事に始まる。 広告代理店の東急エージェンシーがロッテをつなぎ、 ピープロが、手塚治虫の連載中の漫画である 「マグマ大使」と「ビッグX」の2作を候補に挙げ 映像化を思いつき、手塚の元へ直接談判に向かった。 手塚側は実写特撮ドラマ化の話を持ちかけられた当初、 1959年の実写版「鉄腕アトム」が原作のイメージと 余りにもかけ離れていた為、自分の漫画を実写にする事に対し 不信感を抱き難色を示していた。 こうした経緯があったものの、手塚が「マグマ大使」の 実写化を許諾した事は、業界の内外でも大きな話題となった。 アニメ制作会社でもあるピープロにとって 初の実写特撮番組でもあり、放映開始に先立ち、 うしおそうじは師匠の円谷英二に挨拶をしている。 その後、円谷は「ウルトラマン」の制作で 円谷プロが大多忙の中、マグマ大使の現場を のぞきに来ており、マグマ大使の特撮が 満足ではない環境で撮影している事に感心していた。 大掛かりなミニチュアの制作時には 東宝の若手美術スタッフが会社に隠れて参加していた。 漫画版と異なり、当時の怪獣ブームの牽引役として、 視聴率は30%台をマークし、多くの怪獣が登場。 商品化された怪獣も多かった。 このマグマ大使と怪獣の戦いを見せ場とした 総集編は、スタッフの心意気が感じられる作品となった。 【送料無料】Skier 吸盤ダブルポッドAAA-4301 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.05 20:00:13
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