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テーマ:特撮について喋ろう♪(4681)
カテゴリ:特撮・アニメ・オリジナル作品
2015年に発売されたDVD「電送人間」の映像特典として 制作されたのが、「川北紘一監督が語る電送人間の合成」である。 電送人間の物体電送機は、本作品以前のアメリカ映画 「ハエ男の恐怖」に同様の機械が登場しており、 特技監督の円谷英二は「物体が電送される原理を観客に眼で見て解らせる」という 映像作りを上げる事に拘った。 そのヒントとなったのが、当時多くの映画関係者が 電気紙芝居と呼んで馬鹿にしていた「テレビ」である。 当時のブラウン管方式のテレビ映像は、 画面上にある「走査線」と呼ばれる細かい横縞模様に沿って 管内の電子ビームが映像信号をスキャンしていく事によって 映像を再生していたが、送受信の不具合によっては 乱れた縞模様が発生する場合があった。 円谷はこれに着目し、電送人間役の中丸忠雄の上に 光学合成で青白く光る細かい横縞模様を焼き込み、 「脳天から足の爪先へと徐々に消えていく」という映像を完成させた。 また、電送機で瞬間移動した直後の犯行中でも、 ときどき全身に横縞模様が走ってバリバリと雑音を発するという、 芸の細かいところを見せている。 【正規品】ソーマ SOMA SEIKO セイコー RUNONE100SL ランワン100SL ミディアムサイズ デジタル 腕時計 DWJ09-0001 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.24 20:00:09
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