ばくはつ五郎 | メタボの気まぐれ

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1970年、TBS系で全26話が放送された「ばくはつ五郎」は、
漫画家・辻なおきの原作による青春学園アニメで、
当時、爆発的な人気を誇った学園ものをアニメ化した意欲作である。

転校生の大石五郎（声：中山輝夫）は、新聞部に所属する熱血漢。

運動神経抜群で明朗快活、正義感が強く
思いやりがある一方、短気で喧嘩っ早い。

怒りが頂点に達すると「爆発だ!!」と叫びながら大きな力を発揮する。

そんな五郎の優れたスポーツ能力を評価され、
新聞部のほかにも多くの運動部で助っ人として活躍する。

五郎の活躍を見守るのは、やや勝ち気だが知性と優しさを併せ持つ
新聞部部長の三枝まゆみ（声：杉山佳寿子）と、
五郎の子分を自称する同じく新聞部のカメラマン・輪島一平（声：小宮山清）

そんな3人を取り巻くのは鋼のような外見と
高潔な正義感を兼ね備えた柔道部長の荒熊源太（声：細井重之）
陰湿で乱暴な性格の副部長・鬼丸武（声：矢田耕司）
五郎を慕う余り他部活との軋轢を生む萩野ユリ（声：栗葉子）
そして生徒たちにはうるさがられつつも
校長には恐れ多い赤原教頭（声：納谷悟朗）

彼らが織りなす複雑な人間関係が、物語の核心を成し、
五郎たちの前に、今日もまた学園を騒がす事件が起こる。

この「ばくはつ五郎」のアニメ制作はエイケンであり
同時期に「サザエさん」も制作していた。

また、長らく再放送されることがなかったが、
2016年に45年の時を経て初のDVD化となって登場することになった。