一球さん | メタボの気まぐれ

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1978年にフジテレビで放送された水島新司による野球アニメ
「一球さん」は、前作「男どアホウ甲子園」の続編として制作された。

物語は藤村甲子園の南波高校時代から7年後を描いており、
巨人学園の監督として豆タンこと岩風五郎が登場している。

主人公の真田一球（声・水島裕）は、忍者の子孫で
驚異的な身体能力を持つものの、
野球のことを全く知らないのだった。

彼の破天荒なプレーが、巨人学園に大波乱を引き起こす。

一方、エースの大友俊（声・曽我部和行）は能力は高いものの、
傲慢で精神的にも脆弱な一面を持っている。

巨人学園には、かつて藤村甲子園の球を受けていた
岩風監督（声・野島昭生）の他、
驚異的な俊足を誇る堀田三吉（声・古川登志夫）、
大友に対抗心を燃やす司幸司（声・古谷徹）、
精神的に不安定なパワーヒッターの一角志郎（声・滝雅也）といった
三球士を入部させる。

さらに、野球の素人である呉九郎（声・たてかべ和也）も
一球に追って上京し、巨人学園に入部。

呉九郎は野球のルールを全く知らず、
拳骨で守備練習のノックをするなど、
独特の行動様式を持っている。

この「一球さん」は、水島新司が手がけた「ドカベン」
「男どアホウ甲子園」「野球狂の詩」などの登場人物たちを
一同に集めた続編「大甲子園」で巨人学園が再登場し、
明訓高校との対戦が描かれた。