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今日は大学の学生さんの入試試験のための課題映画撮影に行った。
あたしの役どころは 24歳の息子を持つ再婚した母親役 息子はかいがいしく夫に尽くす母の姿に嫉妬を覚えて、自分の方を振り向かせるため 殺人を犯す。。。。。。。母の目の前で。。。。 苦しかった。。。。。 撮影の打ち合わせのときは 気持ち入れるかどうか正直 不安やった。 役者たちと監督と 台本の内容についていろいろ話し合った。 っていうかあたし不安やったし、いっぱい質問した。 あたしの息子のこともたくさんたくさん知りたくて 質問攻め! いまどきの子って なにがやりたいとか なにがすき!とかきらい!とか はっきりしーひんのかなー すごーくあいまいで。。。ぼーっとして。。。。 でもそんな(トゲ)がない分 やさしいんやーーーー。 すごく自分でも不思議なんやけど 撮影が進むにつれて そのシーンに入っていくっちゅうか、現実と虚構の区別が 付かなくなって 自分がどこにおるんかわからんようになった。 それに 「ありえへん!」と思ってたあいまいでボーっとした息子が いとおしくて。。。抱きしめたくて。。。たまらなくなった。 殺人の場面では 作り物の血のりに 本気で吐きそうになりながら 気が遠くなりながら 息子と親の関係が終わってしまったような 何もかも虚無になった虚脱感に襲われた。 こんな不思議体験をする度に この映画で出会い、助けてくれた沢山の人々を思うたびに あたしはますます『じょゆう』がやめられなくなるねん。 あーーーーー! でも あたし まだまだって気がする! さあ!あたしには次の作品が待ってる! 血が騒ぐ季節がやって来たようや お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 29, 2009 10:46:01 PM
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