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カテゴリ:リアルの話
「親指さがし」読み終わっちゃいました^^;
あまりページ数多くないので「海辺のカフカ」に比べれば楽に読めましたね。 ん~…久しぶりに読んだホラー系の小説でかなりのめり込んで読んだ気がします。 内容は、主な登場人物「沢武」「田所由美」「五十嵐智彦」「吉田信久」「高田知恵」「箕輪スズ」の6人なのだが… 「沢武」「田所由美」「五十嵐智彦」「吉田信久」「高田知恵」の5人が小学6年の時に、田所由美のが「親指さがし」と言う怪談話をしだし… その内容は、『ある日、別荘に住んでいた女性がバラバラな姿になって発見された、そのバラバラ遺体の左手の親指だけはどうしても発見できなかった』と言う話だった。 『肩を叩かれても絶対に振り向いてはいけない、振り向けば殺されてしまう』と言う掟もあった。 その親指を見つけてあげると、一つ幸運なことが起こるという事で実践する5人… しかし、2度目の「親指さがし」の時、田所由美がなぞの失踪…。 それから、7年の月日が経ち…その頃、小学6年だった彼らが20歳を迎えようとする時、コレまでの田所由美の記憶を忘れ去ろうと言う話になるが…。 沢武だけが、どうしても忘れ去ることができず、バラバラ殺人事件が現実に起こった事件かどうかを捜査し始め…これが現実に起こった事件だと言うことを突き止める。そこで被害にあった人物が「箕輪スズ」と言う名の20歳の女性であることが分かる。 その現実に事件が起こった場所へ4人は行くことにし、辿り着いたそこは重苦しい雰囲気を持つ別荘だった。 4人の中の1人の吉田信久が、箕輪スズに憑りつかれ…意識を失って倒れてしまう。 沢武は、1人で箕輪スズに関する情報を集め始め… 箕輪スズが、とても恐ろしい人間であると言うことを知る。 箕輪スズは、超能力では無いが…人を呪い殺すことも出来るような能力を持っている人物だったのだ。 その後、吉田信久が何者かの手によって体をバラバラにされ殺される。 警察の捜査では、彼の体の一部「左手の親指」が発見することが出来なかったと告げられ残された3人は恐怖に陥る…。 次の犠牲者は、五十嵐智彦だった。 彼も、バラバラにさされ殺害されたが左手の親指だけが発見できなかった。 その事件の後、警察から11年前にも似たような事件があったという事を沢武は聞かされ…、その事件の加害者に会うことになる。 その加害者から、「お前達も親指さがしをやったのか?」と聞かれ…沢武は驚愕することになる。 その加害者は、自分も親指さがしをやり…それを一緒にやった友人を殺した人物なんですが…。 加害者は、親指さがしをし…掟である『肩を叩かれたら後ろを振り向いてはならない』を破り後ろを振り返り、箕輪スズに憑りつかれてしまった。 そう、田所由美も掟に背いて『後ろを振り返って』箕輪スズに憑りつかれてしまったのだ。 その日の夜、高田美恵の携帯に田所由美から電話があり… 小学校へ会い行ってしまったことを、沢武は携帯の留守番機能で知ることになる。 無意識の内に、小学校の屋上へ向かい… 沢武がそこで見たものは…、高田美恵を殺害しこれから遺体をバラバラにしようとする、箕輪スズに憑りつかれた田所由美だった。 沢武も、このとき殺害されそうになるが、意識を取り戻した田所由美に助けられる。 田所由美は、自分が箕輪スズに憑りつかれた事を知る…。 高田美恵を、担ぎ病院へ向かおうとした背後から、田所由美に憑りついた箕輪スズに背後から切りつけられる。 死期を悟った沢武を手を掛けようとしたその時…、田所由美の自我が戻り、由美はスズと共に屋上から飛び降り自殺をする…。 これが…「親指さがし」のあらまし?なんですが…。 書いていて、自分の文才の無さに驚愕^^; 実際、読んで見てください。 かなり面白くてのめりこんでしまうと思います。 本の帯に、2006年映画公開となっていたので…そろそろ耳に入ると思います。 個人的に、小説の映画化って興味がないのですが… ちょっと、映像化されたものを見てみたいって思いましたね。 因みに、出演は「三宅健」「伊藤歩」「松山ケンイチ」「永井流奈」「尾上寛之」だそうです。 出演俳優云々では無く…普通にストーリーを楽しめればいいかなって思います。 って、事で(何のことだか^^; また本屋に行って新たな小説買ってきます(爆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 6, 2005 12:42:38 PM
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