テーマ:ニュース(100005)
カテゴリ:ギャンブル
人気アニメや有名人をキャラクターに起用するなど、ド派手な外観が目立つ最近のパチンコ台。 ファンにとっては楽しめる一方、台を設置するホール経営者からは悲鳴があがっています。 機能などがよくなった分、パチンコ台の価格も高くなり、新台導入のコストが格段とアップ。経営が成り立たずに閉店に追い込まれるケースが増えているためです。 全国のパチンコホール51組合で作る「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連)は去年の夏、40人の傘下組合の理事長らとともにパチンコメーカー各社の業界団体とパチスロメーカーの業界団体を相次いで訪れ、要望書を手渡しました。 要望書の最重要項目は、パチンコ・パチスロ機の単価引き下げ。関係者によると、遊技機の価格は上昇傾向が続き、高いもので1台当たり50万円以上する機種もあるそうです。 もちろん20万円未満の安いものもありますが、ホール経営者としては人気が高い高価格の機種を導入せざるを得ない状況です。 その一方で、04年7月に改正遊技機規則が施行されて以降登場してきた新基準機には、ファンから不満の声が多く出ており、特にパチスロ機では「儲かりにくくなった」という声が多く寄せられています。 社会経済生産性本部が毎年発表している「レジャー白書」の07年版によると、パチンコ参加人口は1660万人で前年比2.9%減。1995年版の2900万人と比べると、4割以上の減少に見舞われているそうです。 庶民の娯楽の"王様"として君臨し続けたパチンコ業界は、苦しい経営とファン離れのダブルパンチに悩まされています。袋小路から抜け出す"特効薬"は、今のところ見つかっていません。 最近、各地に増えてきた1円パチンコですが、業界浮上の救世主になれるのでしょうか。答えが出るのはまだ先のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月18日 22時39分27秒
コメント(0) | コメントを書く
[ギャンブル] カテゴリの最新記事
|
|