カテゴリ:酒日記
ネオン型人間ですが、最近は夜の巷とは無縁になりました。 大体、7時か8時にはご帰還します。 バー、キャバクラ、クラブなども、いまは昔のハナシ。 オネエチャンと知り合う機会も皆無です。 岡山の夜、かっては「烏城」という高級クラブで飲んだことがありました。 山田五十鈴の娘で、女優の嵯峨三智子が働いていた店。 マップを見ると、キャバクラが何軒かあるようです。 10年前なら、飲みに行ってオネエチャンを口説いたはず。 いまはそんな元気もありません。 前置きはこのくらいにして、人通りが少ない黄昏の街を。 雨が降っているので、アーケード街を歩きます。 横丁に看板を見つけました。 屋号でしょうか、「いっぱい」という灯りが。 カウンターだけの小さな飲み屋です。 年老いたマスターと、調理場に奥さんらしい女性が。 まずビールを頼みました。 銘柄を聞かれたので、キリンにします。 つまみは冷や奴と、竹輪蒟蒻のピリ辛煮。 奴は普通ですが、ピリ辛煮は美味しいです。 家庭の、いやおふくろの味、といった感じでした。 長寿の元、黒糖焼酎「奄美」が。 かっての日本一長寿の泉武千代(?)さんが飲んでいた、というもの。 ロックで頼みました。 ついでに、ねぎどりを。 鶏肉を甘辛く味付けし、たっぷりのネギをかけたもの。 これまた、非常に美味しいです。 家庭的な料理は、年寄りにはうれしい限り。 オヤジさんも年の功か、物知りです。 地元のお客さんと、過去と現在の話に花が咲いていました。 安保法案についても、一家言持っていましたね。 ビール1本と焼酎1杯でお勘定。 1時間弱の晩酌でしたが、いい気分でホテルへ帰ることが出来ました。 今度の旅行で、この店が一番の収穫でしたね。 ご馳走さまでした。
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最終更新日
2015年09月20日 10時56分44秒
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