カテゴリ:テレビ
12月2日(水)0900~1000 テレビ朝日系 放送 花の里の女将・幸子が不審者として、身柄を拘束されます。右京と亘は身元引受人として所轄署に出向きました。原因は、最近購入した着物にあります。裏地をほどくと、そこに「いつかおまえがそうしたように、あたしもおまえを殺したい。でも、できない。もどかしい…。幸子」という一文が、口紅で書かれていました。 幸子は、この不穏な文章と“幸子”という自分と同じ名前に胸騒ぎを覚え、元の持ち主のマンションまで行ったものの、話をどう切り出したものかわからず周囲をうろついてしまい、不審者と間違えられたのでした。興味をひかれた右京と亘は、共に背景を調べ始めます。 元の持ち主は上條愛(西原亜希)という着付け教室の講師で、双子の姉である上條幸子は、2人の母親が営んでいる高級クラブで働いていることが分かりました。幸子に会って話を聞くと、文章は単なるポエムだというが、右京はこの双子の姉妹の言動に引っ掛かるものを感じます。 今回は、ちょっと首をかしげたくなる内容でした。多重人格を扱っているのですが、トリックがわかりにくいのです。右京さんがやさしく説明してくれます。ただ、それが事件を解く鍵として、効果を上げていないのでした。 多重人格は、理論的に説明できるのでしょうか。症状は解説出来ても、原因は多岐にわたります。作者の想像力が自由に働くわけです。早い話、作者は都合のよい解釈が出来ます。アンフェアになる余地は、大いにあると言えるでしょう。右京さんが解明する事件の真相は、はたして医学的に合っているのでしょうか。 冠城亘のキャラが、少しづつ変化していますね。余裕が出来たのか、三枚目的な仕草が目立つようになりました。手製の名札を作ったりして、同居人から特命係の一員になろうとしているのかもしれません。 捜査一課の二人は、亘のキャリアに傷がつかないように、上司の命令で監視することに。つまり右京さんに影響され、染まらないように、お目付け役になるのです。亘の行動は、それに反発するためのものでしょうか。次回が楽しみです。
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最終更新日
2015年12月03日 08時55分02秒
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