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2016年3月16日(水)よる8:00~10:09 最終回2時間スペシャル第20話「ラストケース」 監督=和泉聖治。脚本=輿水泰弘。ゲスト=高岡早紀、小野寺昭、国広富之、石橋蓮司ほか 警視庁の警察学校で未曾有の事態が起こる。実弾射撃訓練を受けていた訓練生の一人・伴野(瀬川亮)が、突然教官を射殺。その場にいた数名の訓練生も相次いで撃ち殺し、拳銃を持ったまま現場を立ち去った。隣の警察大学校で教官養成の研修を受けていた米沢(六角精児)がいち早く異変に気づき、すぐさま都内全域に緊急配備が敷かれる。 伴野と同じ訓練生で唯一の生存者となった金井塚(小柳友)によると、伴野は、「テロには屈しない」「断固戦う」と事あるごとに口にする閣僚たちを試すため、彼らを標的にするという“犯行声明”を語っていたらしい。 伴野の狙いが判明した直後、文部科学大臣が射殺される事件が発生。総理大臣の玄間(国広富之)、副総理の玉手(小野寺昭)をはじめとする閣僚たちは緊急会合を開き、戦う姿勢を見せようと話し合うが、農林水産大臣の菊本(石橋蓮司)は持病を理由に辞職し、敵前逃亡。政府も一枚岩ではないという弱さを露呈させる。 今シリーズの相棒、次第に低調になりました。 視聴率も、じり貧になったようです。 最終回はどうでしょうか。 射撃訓練場での大量殺人。 衝撃的な発端です。 次いで現職の大臣が暗殺されます。 テロとの対決を迫られる政府。 ストーリーは、かなり錯綜しています。 久しぶりのアクチュアルな題材。 これぞ相棒の本領発揮、王道でしょう。 最終回SPだけあって、ゲストも一応豪華。 というのも、ピークを過ぎた人が多いです、失礼ながら。 その中で、高岡早紀が抜群の存在感を発揮。 年増のはずなのに、あまり劣化していません。 謎の女を見事に演じています。 着想の意外性もさることながら、人事も意外でした。 鑑識の米沢が警察学校の教官に。 そして居候の冠城が警視庁に移動、というサプライズが。 縦割り官庁で、横断的な人事が可能なんでしょうか。 各省の権益を損なうことになりませんか。 それはさておき、相棒15では、反町隆史の続投が決まったようですね。 捜査一課の伊丹や、警察学校へ移動した米沢が、元法務省のキャリアとどう対処するのか。 新しい楽しみが増えました。 最終回の視聴率が、早くも出ました。 平均15,8%でした。 初回の18%には及びませんが、有終の美を飾った、といえるでしょう。 このシリーズ、後半がひどすぎましたからね。 この「ラスとケース」は佳作と評価しました。 ネタバレになるので、詳しいことは省略。 とにかく、見て損はしません。
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最終更新日
2016年03月17日 13時11分57秒
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