カテゴリ:テレビ
茶々の懇願で大阪城の中を案内する信繁。 実戦で使われた武具を見た茶々は、自らの過酷な生い立ちを語ります。 同情する信繁。 2人の親密さが、豊臣の家臣たちの噂になりました。 それが秀吉の耳に入り、真偽を問う関白。 信繁は否定しますが、茶々の一言で嘘がばれました。 三成に相談すると、急先鋒の加藤清正を九州平定の総大将に任命。 大阪から追っ払ってくれました。 が、これは既定の路線で、三成は信繁に恩を売ったのでした。 一方、駿府に滞在中の昌幸と信幸。 家康が信幸と忠勝の娘、稲姫(吉田羊)との結婚を持ちかけます。 信幸には<こう>という正室がいました。 父の昌幸は、渋る信幸を説得し、こうを里へ返すことにします。 これで少なくとも徳川に攻められる危惧はなくなりました。 聚楽第が完成し、茶々は京都へ移ります。 九州平定を前に、秀吉は茶々を側室にしました。 茶々は「天下人の妻として暮らしてくれ、日ノ本一の幸せな女になってくれ」 という殿下の言葉にほだされたのです。 役替えになる源次郎に、茶々は言います。 「私たちは不思議な糸で結ばれている。離れ離れになってもいつかお前は戻ってくる。そしてわたしたちは同じ日に死ぬ」 今回は、茶々を中心とした人間模様が描かれます。 この人の生涯は、井上靖「淀どの日記」に詳しく書かれています。 歴史小説の極北ともいえる傑作で、もちろん読みました。 波乱の一生ですから、彼女だけでドラマになります。 秀吉と信繁の一種の化かし合いも見どころ。 豊臣政権崩壊の予感もあって、次回に興味を繋ぎます。 今回は脚本もよく出来ていました。 三谷幸喜、やっと調子が出てきたかな。
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最終更新日
2016年05月17日 10時01分47秒
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