|
テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:カテゴリ未分類
今朝はいつもと同じように会社へ出勤しました。
昼前、一番仲のよい中国人スタッフから土曜日のデモことを聞かれて、日本料理屋が壊されたり、日本車がひっくり返ったことを教えてあげました。 どうも詳しいことは全く知らないみたいでしたが、私が話したことを聞いて「オー、テリブル」とは言いながら、、、、なぜか笑っていました。 その後、デモの被害の様子を写した写真を見せても、、、、なぜか笑ってます。 暴力行為を見ても、それを素直にいけないこと、よくないことと感じていないようでした。 今から思えば、私は彼から形だけでも謝罪の言葉や、言葉は無理でもすまなさそうな態度だけでも見たかったのかもしれません。 でも彼の態度を見て、両国関係についての認識の違いを痛感するとともに、謝罪ということに対する根本的な価値観の違いを感じたのでした。 そもそも土曜日のデモのことが、一切報道されない「報道の自由のない国」で育った人達と、この両国のこじれた問題について話をしても、かみ合うはずありません。 私は今まで「中国人個人個人は、みんないい人」と非常に楽観的な考えを持っていました。 しかし今回のデモで、私たちが「中国人はいい人が多い」と感じさせるのは、中国人の表面的な部分に過ぎず、中国人の大多数が、圧倒的な反日感情を心の深層に持っていることを知るとともに、この両国の溝はそうそう簡単には埋まらないことを痛感したのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月18日 23時15分31秒
|