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東奔並走。

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2016.05.01
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カテゴリ:山歩き。
昨年末谷川岳に行ったが、その際いっしょに武尊山も登ってしまおうと計画を立てたが、その時期あまり人は登っていないこと、ルート上の鎖場は凍っていて危険であることから、今回時期を変えてチャレンジした。

川場谷野営場で一夜を過ごしたが、ここは野営場(キャンプ場)とはいえ避難小屋とトイレがあるだけの広場(駐車場のような所、利用はタダ)でバイク2台と数台の車が止まっていただけだった。
テントを設営し、食事をしたらあとは寝るだけ。空を見上げるとあまり良さげではない雰囲気だった。
案の定、寝だした頃にテントを叩く雨音が聞こえた。
朝は幸い雨も上がり、曇りのまま何とか持ちこたえてくれることを期待した。
テントはまだ濡れていたので、下山時に撤収するつもりでそのまま放置した。
しかしこれが良くなかった。
 

登り始めて1時間30分ほどで「OGNAほたかスキー場」に合流するが、スキー場には雪がないので終了していた。
例年ならまだやっているのだろうか。
 

さて、前武尊に到着すると山の名前にちなんで、いや由来しているのか日本武尊像があった。
伊吹山にも日本武尊像があるが、それとはまた違う姿だ。
 

ここから先は川場剣ヶ峰を巻いて踏み跡を辿って行ったが、その踏み跡が途中で無くなっていた。
残雪も多いため風で消えたのか、あきらめて引き返したのかわからないが、見えなくなっていた。
周りにはピンクテープも見当たらない。しかしGPSで確認するとルートは間違っていないようだ。
 

振り返ると僕らの跡を進んできた人たちがやって来た。「踏み跡が見当たりません」といった話をしたが、彼らにしても解決策がないようで、イチかバチかもう少し進んでみた。進んでみたといっても、雪の斜面をトラバースするので非常に進みづらく、キックステップを繰り返しながら進んだ。
すると標識が見えたので、後方の人たちにも声をかけてようやく正規ルートに戻れた(ルートは間違っていなくても、雪で覆われているとわからないので不安だけが募る)。
この先も踏み跡がなかったが、登山道もところどころ見えていたので、何とか先には進めた。
 

前日の巻機山はアイゼンなしで乗り切った(もちろん用意はしている)が、武尊山はさすがにそうもいかず、途中で装着した。雪は固くなく、シャーベットよりも少し硬い程度で中途半端な雪質だった。

頂上に着いても天気は今一つの感じだったが、展望はそこそこ開けていた。
あまり長居する状態でもなかったので、早々に下山した。
昨日同様雪が溶けだし、ぬかるみの中を下りて行った。
今回はルートの確認など踏み跡がない中を進んだので結構時間がかかったが、単調ではない山行ができたので満足している。
 
<武尊山>山頂   中ノ岳と沖武尊

さて、駐車場でもある野営場に戻ると、テントが風で移動していた。出発時は風もなく、大丈夫だろうと安易に考えて中に重りも入れず、ペグも打たずに行ったが、それがいけなかった。こんな愚かな僕らのテントを誰かわからないが後発の人が親切にテント内に石を入れておいてくれて、おかげで遠くへ飛ばされずに済んだ。

感謝するとともに安易な放置はいけないなと反省しきりだった。

撤収してから次の皇海山登山口である皇海橋へと移動した。





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Last updated  2016.05.07 07:29:22
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