山へのクルマを考える～エクストレイル

2016.05.14

山へのクルマを考える～エクストレイル

テーマ：自分だけのクルマを楽しもうよ！(541)

カテゴリ：クルマ

※201809_分類と口コミテーマの変更

今回の登山（今年の登山）で活躍したT32エクストレイル。ストレスのない走りをしてくれた。よき相棒だ。

しかし、今年初頭まではNV350キャラバンに乗っていた。100名山の半分はこのクルマが活躍してくれた。しかも自転車を積んだり、車中泊をしたりなどその車内空間の使い勝手が良くて気に入っていた。　

ところが！である。このクルマ、残念なことに雪道にめっぽう弱い。

いや、フラットな雪道程度なら気にならなかったが、登山に行く場合、雪道と言っても登山者しか行かないような除雪もされていない林道などでは全くダメだった。

キャラバンは商用車であり、荷室に荷物（最大積載量１トン）を載せることが前提の車なので、僕とmomoの2人が前に乗り、あとはちょっとした荷物程度（ザック）では、リヤが軽すぎて、トルクが十分にかからない。僕の乗っていたキャラバンはFRなので、空荷でフロントヘビー状態だと雪ではタイヤが空転することが多々あった。購入前はは４WDも考えたが、スキーをする同僚にFRでも問題ないよ、と言われFRにしたが、よくよく考えてみるとスキー場への道はたいてい除雪されており、下手するとサマータイヤでも行けるので、そりゃあFRでも問題ないわな。　

選択を間違えたと後悔しながら、それでも乗り続けた。

もちろん冬は４輪スタッドレスタイヤを履いている。

でも、雪の山道のコーナーや坂道はダメだった。ちょっとした段差も雪があればダメだった。乗り越えてくれなかった。

さらに、金属チェーンも買った。しかし、チェーンでもスピン、スタックをした。脱出に苦労した。

雪だけではない、砂利の斜面もダメだった。後退で斜面を登らない。

ヒヤヒヤ感を常に持ちながらの運転だった。　　潮時だな、残念だがそういう思いが駆け巡った。