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東奔並走。

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2016.05.23
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カテゴリ:山歩き。
北アルプスを縦走しようと考えている。表銀座から裏銀座。結構な距離だ。
小屋泊もいいが、テント泊で行けたらもっと面白そうだ。
普段の山行は日帰りが中心なのでテントは持っていてもあまり出番はない。しかし、テント泊によるアルプス縦走計画を実行しようとするとテント泊に慣れておかないといけない。
近場でキャンプができるところを歩いてみた。

明神平という場所がある。奈良の中腹にある台高山脈に位置するフラットな地面が広がるキャンプに最適な場所だ。ここでもよかったのだが、登山口からすぐに到着してしまうので、明神平から南の方へ少し離れた場所でやってみることにした。
しかし、この後ミスが続くことになる。

明神平

目指すは三重県と奈良県の境に位置する池小屋山(いけごややま)。関西百名山の一つであるが、残念ながらウィキっても出てこない。知る人ぞ知る山なのかもしれない。
距離もあるのでその途中で1泊しようと考え移動した。

明神岳を経て笹ヶ峰に来た。ここで特に考えず、というか次に目指す千石山への標識が見当たらなかった(正確に言うと見落としていた・・・下山時に見つけた)ため、進行方向左手に人が休息しており、そっちかなと思って進んだ。テープも一応あった。しかし途中で見えなくなった。
こんな時のためにGPSも持っている(というかiPhoneのアプリ)ので確認したところ大きくずれていた。道を外したかな、と思いつつあたりを見渡すと急斜面にロープがある。手持ちの地図、山と高原地図を見ると急斜面を下るという注意書きがあった。これがそうなのかと思ったが方角が東の方なので違うような気がする。
一応降りてみるか、ということで下ってしばらく進んだがやっぱりおかしい。東の方向へ進んでいる。このままだと地図にある五段の滝という場所に出そうだ。しかし地図には道の表示がない。
こういう場合は戻ってみるのが一番だ。「戻る」という行為はなかなかしたくないものだが、このままでは解決しないので意を決して戻ることにした。
すると笹ヶ峰で休息していた人たちに出会った。「縦走しているんですよね。この道は違いますよ。私たちが休憩していた場所の右手方向ですよ」と教えてくれた。助かった。1時間ほど時間を無駄にしたが正規のルートに戻れてよかった。
 
次に目指す千石山(標識はない)に到着したが、地図にある注意書きの「急斜面を下りる」というのがよくわからなかった。踏み跡をたどって進むと、ケルン(石積み)があった。それを素通りして踏み跡をたどって進むと山の下の方に開けた場所がある。地図にはキャンプ適地と書いてあるが、これがそうなのかなと思ったが地図の位置と進行方向の位置が違う。
再度GPSで確認した。やっぱりずれていた。今度は早めに気が付いたので千石山まで戻った。途中、あのケルンが標識だった、と気づき、周りを確認するとテープを発見。地図の注意書き通りに急斜面を下ることになった。
 
降りたところにキャンプができそうな、先ほど上から見ていた場所に着いた。
今日はここまでにしてテントを張った。
 
教訓としては踏み跡とテープを過信してはいけない。怪しい所では早めの確認が必要ということを改めて思い知った。
登山をするベテランからみればそんなことは当たり前だ、と苦言を呈せられるものだが、今回身をもって学習した。
ゲーム風に言うと「経験値が1上がった」とでもなるだろうか。

テント場の出来事と2日目の山行は次回。これも大変だった。





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Last updated  2016.05.23 23:06:08
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