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テーマ:山登りは楽しい(12257)
カテゴリ:山歩き。
6月3~4日に前回の池小屋山同様、今度は八経ヶ岳で縦走・テント泊の練習をしようと思ったが、あいにくの雨の予報。 土曜日は天気が持ちそうだったので、トレーニングを兼ねてテント泊の装備で大普賢岳周回コースを日帰りで歩いてきた。 スタートは和佐又山ヒュッテ。バス停付近に無料の駐車場があるが、そこから登山口までコンクリートの舗道を1時間近く歩いて行かないといけない。 天気も怪しいので往復2時間をロスしたくないため、1000円を払ってヒュッテに止めた。 まあ、クルマで来る人はたいていここに止めるみたいだけど…。 この山域は「大峯奥駆道」にあり、修験道を感じさせるものが途中随所にあった。 登山口から大普賢岳までに「指弾ノ窟」「朝日窟」「笙ノ窟」「鷲ノ窟」の4つの「窟」という岩屋のような場所があった。 中にはお札や社があり、修験者は経を唱えながら回っているんだろう。 このうち「笙ノ窟」の規模が大きく圧倒された。 また、クサリ場や鉄バシゴなどが何度もあり、体全体を使っての登山だった。クサリ場は、必ずしも鎖を使わなくても登れるが、鉄バシゴはこれを登らないと上には行けない。しかも結構急斜面、いや断崖にある。 ふと、昔の人はどうやっていたんだろうと感じたのは、僕だけではないだろう。 大峯山系の頂上には、錫杖や石仏が置いていたりするが、この大普賢岳には何もなかった。 普通の頂上標識と三角点だけだった。曇っているので眺望も望めず、さっさと降りた。 周回コースは大普賢岳から南へ下がったところにある七曜岳からヒュッテに戻るのであるが、あとは下るだけだろうと思っていたらそれは甘い! 無双洞や水簾滝というところまでは問題はないが、そこから先に最後のお楽しみ!のように岩盤が立ちはだかり、クサリが「はいどうぞ!」というよう垂れ下がっていた。 「ガッデム!」 このあと、いくつか登り返しながらようやくヒュッテに戻った。 このヒュッテのそばに「オオヤマレンゲ」という希少な花が咲いていた。鹿に食われるのでフェンスで囲って保護している。 「レンゲ」といっても蓮華ではなく、モクレン科なので、モクレンのような白い花だった。 八経ヶ岳の付近に自生地があるが、以前行ったときはすでに咲き終わっていたので、今回予想外の場所で見ることができてラッキーだった。 オオヤマレンゲ posted by (C)momo夫(代理) ポチッとよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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