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東奔並走。

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2016.08.13
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カテゴリ:山歩き。
大朝日岳への登山口の1つである古寺鉱泉には駐車場があるがそこではテントを張れない。調べてみると途中にキャンプ場があるので予約をしたが、通りすぎてしまったのか、場所がわからず結局駐車場で車中泊となった(下山後発見した)。
ちなみにそのキャンプ場は無料であるが、管理人はいない。でも何故か役場に予約を入れないといけない。利用してもしなくても、予約を入れても入れなくてもわからない気がした。
結果的に、車中泊は正解だった。古寺鉱泉からの登山は利用者が多いのか駐車場が早朝の段階でいっぱいになり、入れなかった車は途中の路側帯に停めざるを得ない。しかもその路側帯は本来すれ違い用に設けられているものであり、所々にあるだけなので、利用者が多いと登山口からかなり離れたところに停めることになる(実際何台かは離れたところに停まっていた)。
僕らは18時頃に到着したが、まだ駐車場のスペースには余裕があったのでそこで夕食を摂って車中泊をした。
その後未明から明け方にかけて続々と車がやって来た。

翌朝、テントを張っていないので準備を早々に済ませ出発した。
この日は飯豊山に次ぐロングコースの山行だが、登山口の古寺鉱泉からは日帰りができる。
とはいえ、その日の日没前には月山麓のキャンプ地まで移動しないといけないので、のんびり登山というわけにはいかない。

古寺鉱泉朝陽館からスタート

この日も快晴で暑かった。水分摂取や補給が気になったが、事前のリサーチでは飯豊山と違い、このルートにある水場は水量も期待ができそうだった。
登り始めてしばらくすると「一服清水」という水場に出る。早速のどを潤したが、これがまた冷たくて美味かった。
ハイドレの中身も入れ替え先へと進んでいった。
次に「三沢清水」という水場に出たが、ここは若干水量が細いのと、先ほど十分補給したのでスルーした。
最初のピーク、古寺山に到着。飯豊山の時と違って、大朝日岳をしっかりと臨めた。また西朝日岳、竜門山も見えるなど「朝日連峰」のパノラマを堪能できた。

小朝日・大朝日・西朝日

次の小朝日岳手前に分岐があり、登頂コースと巻道一コースに分かれていた。
地図の注釈ではピークから先に「急坂」とあった。momoは急坂を下るのが嫌だったのか、巻道を希望していたが、僕は下山時に巻道がいいと思ってそのまま登って行った(あとでmomoに怒られた)。幸い急坂といってもロープや鎖があるような場所ではなく、スムースに降りることができたので
momoの怒りも収まった。
地図の注釈をどのように受け取るかは難しい。捉え方、感じ方には個人差があるので、もちろん注意は必要だが、過剰に意識しすぎるもいけないな。

しばらく稜線上を歩くと「銀玉水」という3か所目の水場に出た(たいていルート上に1か所あればいい方なのに3つもあるなんて夏場には有り難いことこの上ない)。この水も冷たくて美味かった。

銀玉水

ここから先にニッコウキスゲの群落がルートから離れたところに見えていたが近づくことはできなかった。花の名前をあまり知らない僕もニッコウキスゲだけはその色、姿が頭にインプットされているのですぐにわかる。
でも群落は近くで見るより離れて見た方がいい場合がある。

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲの群落

頂上は若干ガスがかかっていたが、それでも展望が素晴らしく、自分たちが歩いてきた道も見通すことができ、眺望を楽しむことができた。

大朝日頂上
歩いて来た稜線

下山後は遠征最後の山、月山へと向かった。

※(記憶を記録)
古寺鉱泉の駐車場には簡易トイレがある。簡易水洗(汚物の重みで下に落ちるタイプ)だが、その水が無くなっているためか、流れ落ちず便器に紙等が溜まっていた。幸いすぐそばに川が流れていたことと2リットルの空ペットボトルがあったので水を汲んで便器の汚れを流し落として使った。ここに限らず、空のペットボトルは持っておくとこういう状況の場合使える。
しかし山のトイレはいつも考えさせられる。




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Last updated  2016.08.20 21:27:56
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