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東奔並走。

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2017.01.21
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カテゴリ:山歩き。
洞川にある観音峰周回コースを歩いた。2012年に一度上ったことがあるのでそれ以来の2度目だ。正確には3度目だが、前回キャラバンで来たが、雪で登山口の駐車場に入れず登れなかった。いや、駐車場すぐ脇まで来たのに雪で後輪が空転し、ついにはスタックして駐車場に入れず断念した嫌な思い出がある。
今回も雪道で、前回の嫌な経験が頭をよぎって不安があったが、さすがエクストレイル。積雪した駐車場へも難なく進んでくれて無事駐車できた。
駐車できればあとは準備をして登るだけ。今回はスタートから6本爪アイゼンを装着して登って行った。

この橋からスタート

観音峰は年末登った稲村ヶ岳と同じく大峰山系に位置し、冬は霧氷がよく見られるということで多くの人でにぎわう。途中の展望台からは晴れていれば稲村ヶ岳をはじめ大峰山系の山々の山容を見ることができる。しかしこの日はすっきりとした晴天ではなく、雪は降らないものの雲が多く風も時々吹くような天気だった。

展望台からの眺望はいまいち

展望台には「観音峰展望台」と石碑があるが、実はここは観音峰頂上ではない。途中にある展望台なのだが、結構ここで引き返す人が多い様だ。本当の頂上は展望台から先に行くこと約40分のところにある(積雪量が多く、ツボ足で進んだので今回これ位かかった。無雪期ならもう少し短い)。とはいえ、頂上は見晴らしがよろしくない。標識があるだけだが、霧氷で覆われた頂上付近は晴天であれば青い空と霧氷を写真に収めることができる。

観音峰頂上

展望台まではしっかりとしたトレースがあったが、展望台から先はトレースが減り、1人分の踏み跡しかなかった。前日も雪が降り、その雪も発泡スチロールのような粒粒の雪だったのでそれまでのトレースはきれいに消えていた。その上積雪量も結構あり、ツボ足で進まざるを得なかった。場所によっては膝上までハマってしまうほどだった。

観音峰頂上では唯一の先行者がいたが、僕らが到着するとそのまま引き返していった。ということは、ここから先への先行者はなし。やむなくズボズボ雪にハマりながら進むことになった。

この先は踏み跡なし
深雪で進みにくい

登山道は雪で埋まっているためピンクテープなどが頼りだが、雪でやや見つけにくかった。それでも迷うことはなく、時間はかかったが、三ツ塚を経て法力峠に到着した(観音峰頂上から約2時間!ありえん)。

うっすら大日山と稲村ヶ岳
踏み跡のない三ツ塚

この峠は稲村ヶ岳と観音峰への分岐点で、稲村ヶ岳から降りてきた人に話を聞くと、ラッセルして進んでいったが、力尽きて戻ってきたとのことだった。雪は見ているだけならいいが、登山となると行く手を阻むものでしかない。

時折みせる青空に霧氷が映える

僕らは休憩してそのまま下山した。下山口は洞川温泉街に通じる道に出るのだが、土曜日だというのに温泉街はひっそりとして人影が見られなかった。これも雪の影響だろうか。
道は圧雪状態で所々凍結していた。momoは凍結部分に足を取られ、転倒し臀部を強打した。昨年の白鬚岳で転んだ時と同じところを打ったようだ。
山中でなかったのが幸いだ。

温泉街から駐車場までは2km少々歩くことになる。言葉では周回コースといえるが、元の場所まで戻る移動といったほうが適切かもしれない。

取り残された感がある             取り残された感がある posted by (C)momo夫(代理)

出発してから6時間。このコースでは結構かかったな。




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Last updated  2017.01.22 20:18:47
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