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東奔並走。

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2017.02.04
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カテゴリ:山歩き。
前日の天気予報で土曜日は晴天とのことで、奈良以外の雪山を探したところ伊吹山が良さそうなので訪れた。百名山の踏破を始めたのもこの山からで、5年半振りの登山となる。ただ、最近は天気も良く気温も上がっているので雪の状態がやや気になったが、滋賀の北方だし、まだ行けるだろうと見込んで行った。

伊吹山

登山口のある三之宮神社には私営の駐車場がいくつもあり、結構呼び込みが激しい。どこも駐車料金は500円だからどこに停めても同じなのだが、自分のところに来てほしいのだろう、手招きや声掛けが結構あった。そんな中でも1つだけ300円の場所があるのだが、結局そこへは辿り着けず、神社脇の500円駐車場に行った(経営しているおばちゃんは300円の駐車場については結構グチっていた)。

登山口から1合目までは積雪はなく、溶けてややぬかるんでいた(朝だからマシだったが、下山時は最悪だった)。1合目に着くともうそこは雪山の様相で真っ白だった。

1合目からは雪道

雪質はやや締まっていて、キックステップで登るには限界があり、2合目過ぎでアイゼンに切り替えた。1合目から5合目まではなだらかに進んでいったが、そこから先は直登だった。夏は5合目から先は蛇行を繰り返しながら登ってくのだが、雪が積もると夏道は消えてしまうのでそのまま登って行くしかない状態だ。5合目の小屋から上を見上げるとアリの行列のように、誰もが同じとレースを辿って登っているのがよくわかる。

アリの行列のように同じ方向を歩く

登るにつれて傾斜がきつくなり、雪を踏みしめて登るのでかなりきつかった。多くの人は休み休み登っていたが、追い抜くためにトレースを少し外して登ろうとすると所々踏み抜いてしまう。雪は確かにやや締まっていたが、天気がいいと緩みやすい。太陽の照り返しはきついし、久々に汗をかいて登っていった。
そのため、途中で脱いだジャケットをザックにはさんでいたのだが、途中で落としてしまい、それを気付かずに頂上まで行ってしまった。

頂上にはお馴染みのヤマトタケル像があり、その先には湖北の山々が連なっていた。ややガスがかっていたが、いい眺めだった。

タケル越しの湖北の山々

三角点はやや離れたところにあり、そこでmomoに「ジャケットがないよ」と言われた。おそらくそのまま放置されているだろうから、下りながら見つければいいかと思って下山を開始したら、そのジャケットを持って登ってくる青年たちに遭遇した。朝、1合目までのところで彼らを追い抜いたのだが、もちろんその際に「こんにちは!」のあいさつを交わした程度だったが、そのジャケットを持っている姿を見てその時の3人組が拾い上げてわざわざ持ってきてくれた。感謝、感謝で本当にありがたかった。「会えなかったらどうしようかと思っていました!」と気にかけていた様子で、偶然とはいえいいタイミングで遭遇し、無事ジャケットを回収できて本当に良かった。そのジャケットに車のキーと家の鍵を入れていたので、なおのこと回収できてホッとした。
本当にありがとう。次回からは面倒でもザックにしまいます。

さて、下山だが、直登ルートを登ってくる人の邪魔にならないように少しずれたルートで下りたが、直登ルート(この場合直降ルートか)は下山時には滑らないように結構気を使う。しかも雪なのでなおさらだ。幸い雪がガチガチではないので、滑ってもその場でこける程度だが、それでもヒヤヒヤもんだった。

慎重に降ります

ただ、下山時は眼前に琵琶湖や米原の街が広がっているので、それを眺めながら降りるのは気持ちよかった。

琵琶湖を見ながら降ります





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Last updated  2017.02.04 22:32:32
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