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2017.02.13
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カテゴリ:クルマ
先週週末の降雪は我がエクストレイルの雪上性能の確認をするにはいい機会だった。YouTube等でその性能について見聞きするが、やはり自分で体験したほうがよくわかる。近畿ではなかなか雪道を体験できるのはあまりないことから、今回の積雪はその実験をできるのでもってこいだった。

土曜日は金剛山に至る道で確認し、翌日曜日はさらに積雪量の多い場所でも走破できるかどうかを確認する(確信する)ため天川村にある天河神社参拝を兼ねてクルマを走らせた。
天川村は国道309号線を南下すると同時に高度を上げると辿り着く。ただその道もこの2,3日の雪でシャーベット状態から次第に圧雪路に変わり、車両コントロールも一層神経を集中しないといけなかった。

天川村へ至るR309
ようこそ、と言われてもね

天川村川合という村内「唯一」の信号がある交差点を右に進めば天河神社、左が洞川温泉方面(登山口もある)だが、ここでは左折して観音峰登山口駐車場のある洞川温泉方面へと車を走らせた。

村内唯一の交差点_左が洞川温泉方面

先月末も雪が積もっていた中、無事に行けたので実証済みではあるが、難なく駐車エリアまで入っていけたので再確認できた。しかし今回は路面の雪の量が違う。雪の中に突っ込みすぎた。バックで戻ろうとすると、動きがおかしい。ゲッ!スタック!?
以前のキャラバンならここで空転し続けてゲームオーバー。しかしエクストレイルは違った。この時オートモードという自動的に前後の駆動力配分を変えてくれるモードだったが、アクセルの踏み込み具合で変わるので力が一定しない。そこでLOCKモードという前後輪の駆動力を50%ずつに固定して4WDで走るモードに切り替えた。このモードにして踏み込んだら、力強く動き出した。

観音峰駐車場
稲村ヶ岳方面へ

今回は山には登らないので、積雪駐車場での動きを確認したら、この先にある稲村ヶ岳登山口のある方へと移動した。降雪量がかなりあったため温泉街の住人があちらこちらで雪かきをしていた。そのため道路の端に雪を積み上げるもんだから道幅が狭くなり、少ないとはいえ対向車とすれ違うのが大変だった。

遂にここで試練が来た。対向車を避けるべく雪の積もったエリアにクルマを寄せ、すれ違ったのはよかったが元に戻ろうとしたら、またスタックした。今度も同じようにLOCKモードで脱出!としたかったが、動かない。VDCという横滑り防止装置の制御も切ってタイヤを回転させる方向で動かしたが動かん!クルマから出て状態を見ると、キックステップの高さ辺りにまで雪が入り込み、前輪にも雪が押し寄せられそのせいかわからないが動かないようだった。こうなると人力。万が一を考えて積んであったラッセル用のスコップを使ってタイヤの周りの雪を掻きだし、再度アクセルを踏み込むと、ようやく脱出できた。

左に寄せすぎてスタック
スコップで雪をかき出した後脱出

今回の性能実験でわかったこと。圧雪路は登りも下りも問題なく進める(もちろん他の車も進んでいた)。ただし、アクセルを踏み込みすぎると滑るので、速度に注意が必要だ。実際に踏み込んでみたらリヤが流れた。またキックステップ付近までの積雪量のところに突っ込むと前輪で雪が進行方向にかき寄せられる(押し寄せる?)ので進まなくなる。積雪の高さを見極めないといけない。進退に窮する。

エクストレイルは4WDという駆動方式もあるけど4輪スタッドレスだけで、充分雪上の走行、移動はできるという一応の確信を得た。余程の深雪地帯に踏み込まない限りチェーンはなくてもいけそうだ。





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Last updated  2017.02.13 22:53:44
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