東奔並走。

金剛山に行くときはいつも頂上の葛木神社に到着したらすぐ下山であるが、今回は頂上からダイヤモンドトレールを大阪側に辿ると行き着く
「大阪府民の森　ちはや園地」まで足を延ばした。
この園地に「四季の谷」という場所があるが、丁度「カタクリ」が見頃を迎えていた。

奈良ではカタクリの群生を見ることのできる場所は金剛山の隣にある葛城山や宇陀市にある森野旧薬園などが有名であるが、それ以外ではなかなか見ることはできない（あるかもしれないが知らないだけかも）。
金剛山ではこの四季の谷や口コミなどで知られた場所などいくつかあるようだが、踏み荒らされる危険の高い（と思う）花なので、ロープで囲われていたり、人が入り込めないように道の側面を盛り上げるなど対策がされている。
どうしても小さい花なので近くに寄って撮りたいところだが、「望遠で撮ってください」などと注意書きがぶら下がっていた。


今回フルサイズのボディに100ｍｍマクロを装備していったが、ロープで規制されていることもあって近寄れず思うようには撮れなかった。しかも風が強く、三脚なしの手持ちだから撮影条件としては余りよろしくない。でもまあ、限られた条件の中でも大きな不満はなかった。
ただ、ボディをAPS-Cにしておけば1.6倍の距離が稼ぐことができたのにと、機材のチョイスが悔やまれた。


また来年。