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2017.04.28
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カテゴリ:おでかけ♪
昨年もこの時期に京都と奈良の博物館へ出かけているが、今年も特別展覧会が開催されているので、GWに突入する前に出かけた。
変則的な出勤体制で、今日休みで明日出勤。人込みを避けるには丁度いい。

午前中は京都国立博物館で開催されている「海北友松」展。安土桃山~江戸初期の絵師だが、どれだけの人が知っているのだろうか。日本史の教科書には出てくるが、同時代の狩野派が有名だから隠れてしまっているかもしれない。

京都国立博物館

そもそも何て読むの?
むか~し、僕の妹が高校のころだったろうか、「うみきた ともまつ」とそのまんま読んだのを聞いて大笑いした記憶がある。まあ、作家の「島崎藤村」を「しまざき ふじむら」と読む位だったから、そう読むのも無理もない。てゆうか、知らなかったらそう読みますわな。多分、だれでも。

「かいほう ゆうしょう」  言葉で聞いてもピンと来ないかもしれない名前、かな。

印象に残ったのは「雲龍図」。墨で描いているがその迫力はスゴイの一言だった。
ライティングも凝っていた。部屋を真っ暗にし、龍をピンポイントで照らすなど暗闇に浮かび上がるように見せていた。

京博から見た京都タワー

午後は奈良国立博物館で開催されている「快慶」展。鎌倉時代の仏師だが、海北友松は知らなくても、運慶、快慶といった名前は聞いたことがある人は多いかもしれない。東大寺南大門の金剛力士像も運慶・快慶の作で有名だ。

奈良国立博物館

今回快慶作の仏像を存分に見た。「阿弥陀如来立像」を例にとると、初期から晩年までの作風の違いも観た。
しかしである。多分他の仏師の仏像を混ぜてその中から快慶作はどれでしょうと言われると「わかりません」と答えるだろう。もちろん作風は仏師それぞれあるから違いは分かるが、これは快慶作だ!と自信をもって答えることはできないな。

学芸員ならわかるのだろうか。




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Last updated  2017.04.28 17:26:04
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