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東奔並走。

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2017.05.05
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カテゴリ:山歩き。
九州に入ってから2日間雨模様だった空もようやく曇ってはいたが雨は止んでいた。このまま曇りで推移しそうなので、高千穂峰に行くことにした。

高千穂河原ビジターセンターにクルマを止め、霧島神宮古宮址からスタート。雨上がりなので霧の中を進んでいった。

霧島神宮古宮址鳥居

この山の頂上には「天逆鉾」なるものが突き立っている。坂本龍馬が登った際に引き抜いたというエピソードもあるものだ。とはいえ実際はレプリカだが…。曇っていてもこれだけでも見れたらいいかと思い登り始めた。
登山道は最初は石畳や石段などがあり歩きやすかったが、途中からここは火山だったんだと思わせる風景が目の前に現れた。地面も溶岩が冷えて固まった塊や赤い土が広がり、火山礫というのだろうか砂利に足を取られ進みにくい。しかもガス(霧)で先の様子がわかりくい状態が続いた。

樹林帯の石畳を進む
赤土斜面を霧の中登る

ところが次第にガスが晴れてきた。振り返ると錦江湾、その中に桜島が見え、左の方向には韓国岳が姿を現し始めた。先ほどまで見えずらかった進行方向も見えるようになってくるなど、太陽は見えないものの視界はクリアーになった。

振り返ると桜島

さらに赤土の斜面を登るとそこには大きな御鉢が広がっていた。蔵王のように水は湛えていないが、この火口を見ると噴火の威力がどれだけすごいか感じさせるものだった。

御鉢

この御鉢、その先の頂上を見ながら馬の背を歩き、最後の登りを終えると逆鉾が目に入ってきた。「天孫降臨」の山というだけあって、神話を具現化したように見えた。逆鉾の周りは一応柵で囲われており、龍馬のように引き抜くことはできないが、十分近くで見ることができた。

頂上に立つ逆鉾

周りを見渡すと、遠くに雲仙、近くは韓国岳も望むことができた。また、桜島は頂上にガスがかかって見えなかったが、その隣には開聞岳が頂上だけを見せていた。
すっきりとしない天気だったが、ガスもとれ、いい風景を堪能できた。

韓国岳や新燃岳も見えた
左側に開聞岳頂上が見える

しかしそんな状態も長くは続かない。下山するころには再びガスが御鉢の斜面を駆け上ってきた。また、古宮址まで来ると霧雨が降り出すなど山の天気というものは全く先が読めない。

GWは結局1座しか登れなかったが、それでも満足できる山行だった。




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Last updated  2017.05.09 21:05:16
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