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東奔並走。

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2017.08.19
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カテゴリ:山歩き。
小屋の朝は早い。3時過ぎから動き出し出発する人がおり、耳栓をしていても寝ていられない状態になってきた。起床後小屋の外の様子を見に行くと案の定真っ白な世界だった。霧なのか雨雲なのかその両方なのか、とにかく視界不良も甚だしい。それでも水晶岳登頂は断念できないので小雨混じりの中水晶岳へと向かった。ただ、重いザックは小屋にデポできたので身軽な状態で行けたのは幸いだった。

ガスの中水晶岳へ

ガスというか霧の中を進むのは周りの状況がわかりづらいので2900m辺りにいても高度感はないし、単に目の前の斜面の道を歩いているだけなので登っているという感覚が低い。水晶岳山頂直下の岩場は足を滑らさないように注意しながらやり過ごし、小屋を出て30分程度で頂上に立った。

慎重に岩場をクリア

ただ、周りが真っ白なので頂上に立っても標識の傍にいるというだけだった。

水晶岳山頂なーんも見えまへん

写真を撮ったら早々にその場を離れ、小屋へと戻った。デポしたザックを担いで「お世話になりました」と小屋のスタッフの人たちにお礼を言うと鐘を鳴らして外まで見送ってくれた。天気は悪いがスタッフの心遣いに気持ち良く出発できた。

雨は止んでいたが、次に向かう鷲羽岳への道も視界不良ではないにしろガスが立ち込めていた。

鷲羽岳へと

鷲羽岳に到着しても記念写真を撮るだけで登頂したという余韻にふけることはなかった。

鷲羽岳山頂!

鷲羽岳から三俣山荘への道はガレ場の急坂で空の様子を気にすることなく滑らないように注意して降りて行ったが、気づかないうちに次第に天候も回復し出して晴れ間がのぞき出した。太陽の光や青い空が見えると気持ちも一転、周りの景色を楽しみながら進むことができた。ホンマ天候と気持ちは比例するわ。

黒部川源流方面が見えてきた

三俣山荘に到着するころになると晴天が広がりむしろ暑くなってきた。山荘から見上げると鷲羽岳のピラミダルな雄姿を望むことができた。

三俣山荘からの鷲羽岳

しばらくの休憩後、三俣蓮華岳経由で黒部五郎小舎へと向かった。ただ、やはり山の天気は変わりやすい。途中小雨がぱらつくなど先ほどまでの晴天はどこへやら、またまたガスが立ち込めてきた。幸いそのガスもしばらくすると消え、三俣蓮華岳頂上に着くと再び太陽が顔をのぞかせた。目まぐるしい天候の変化だ。

momoも登頂中
三俣蓮華岳に着くと明るくなってきた

この後天候の変化に悩まされることなく黒部五郎小舎併設のキャンプ場に到着。

眼下に五郎小舎

テントを張っているとヘリによる荷揚げ荷下ろしというあまり見ることがない光景に遭遇した。物資を上から落とすのではなくちゃんと地面までロープを垂らしていた(当たり前なんだろうが、落とすものとばかり思っていた)。
僕らを含めてテント場にいた人がヘリに向かって手を振るとヘリの搭乗者も手を振って応えながら去って行った。

ヘリによる荷揚げ荷下ろし

*メモ:キャンプ場はそれほど広くはない。水場やトイレは山荘まで行ってそれを使うことになる。水量も十分だし、トイレも外からの出入りとはいえ建物の一角にあるので違和感なく使える(洋式、ペーパーの備え付けあり)。水は小舎玄関前とトイレ側にあるが、玄関前は人がいる時間帯は流しっぱなしだが、そうでないときは止めているようだ。トイレ側は24時間利用OK。

モンベルテントの割合が高い

momoお手製のカレーでお腹を満たし、何とか天候が回復してくれることを望みながら就寝した。

晩ごはんベーコン入りカレーライスなど



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Last updated  2017.08.24 20:29:39
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