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東奔並走。

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2017.08.26
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カテゴリ:山歩き。
最終日、快晴とまではいかなかったが視界を遮るガスもなく、薬師岳へ登頂を開始した。歩き出して約30分、薬師平に到着。遠くに目を移すと槍ヶ岳がその姿を現していた。またニッコウキスゲやチングルマなどの高山植物が辺りに咲いていた。

薬師平

山の頂上というのは遠くから見るとわかるが、近づくにつれわからなくなる。今回も稜線の先に祠らしきものが見えるので頂上はあれかと思いながら進んだが、ただの小ピークで目指す山頂はその先にあった。

薬師岳山荘の奥が頂上、ではない
奥の祠が頂上

天気は次第に風が強まってきたものの晴れ間が広がり、稜線に出ると遠くは富山湾、笠ヶ岳、焼岳、御嶽山が見えてきた。

笠ヶ岳、焼岳、遠くにうっすらと御嶽山か

ようやくすっきりとした空の下、薬師岳の頂上に到着。360度の大展望が広がっていた。
思えば、2日目の雨の中薬師岳への登頂を断念したが、それもmomoの一言があったからで、最終日にこのような景色を見ることができmomoには感謝している。

いよいよ頂上へ
有峰湖も見える
立山、剱岳も見える

絶景を楽しんだら下山を開始。この時頂上には僕らを含めて2組しかいなかったが、下り始めると続々と登ってくる人とすれ違った。頂上は決して広くはないので人の少ない早めが何かといい。

小屋2つを経て右側が折立

そんな中で「薬師岳美化行進」という富山の中学生グループとすれ違った。後で調べてみると今回で33回目にもなるボランティア清掃だそうな。地元の山を大切に思い、美化のための清掃活動をする姿をみるとゴミは落とさないように気を付けないといけないなと改めて思わされた。このすれ違いの短い時間で5日間に言った「こんにちは!」の数を超える挨拶をした。「こんにちは」の嵐だった。

薬師岳美化行進の中学生一行

ふと彼らの姿を見ると、ジャージにスニーカーだ。1泊程度の小屋泊ならいいのか、縦走でもいけるのかなどと考えてしまう。まあジャージは別として、靴はいつも悩むところで、今回の縦走も底の硬い靴ではなく、普段から低山でも愛用しているスカルパのカイラッシュで行ったが、ローカットでもいいんじゃあないかなって思ってしまう。歩きやすさを考えるとできればそうしたい。実際トレラン者以外でも重装備でローカットの人とすれ違っているしね。

キャンプ場に戻り、テントを片付けたらあとは折立まで下山するだけ。石と木の根に注意しながら降りて行った。いつも滑らないよう、転ばないよう意識しながらここまで歩いてきたが、登ってくる人に「どうぞ」と先を譲られた際に木の根にツルっと足を滑らせてしまった。何で人の目の前で転ぶかなあ。別に急いでいるわけでもないのに。

あとは折立へ降りるのみ

道を譲ってくれて人の前で転ぶ、というのは「登山あるある」にはないかな。
今回の縦走は天気に振り回された感があったが、充実した5日間だった。
さて、次はどこへ行こうかな。


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Last updated  2017.08.29 22:33:59
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