東奔並走。

大阪の中之島界隈で開催されている「OSAKA光のルネサンス2017」を見に行った。
お目当ては、「ウォールタペストリー・大阪市中央公会堂特別公演」。
簡単に言うと、中央公会堂（重要文化財）にプロジェクションマッピングを施すというもの。


1回約8分間という短い演出時間（15分おきに上演）だったが、ただ単に光を当てるのではなく、ストーリーを盛り込み、見る人をくぎ付けにし、魅了する演出は圧巻の一言に尽きるものだ。
無料で観覧できるので見学者は多かったが、建物の周りは広いし、建物自体も大きいので、人が多くいても近くでなくても問題なく楽しめる。


写真や動画でその光の変化を捉えようとしたが、ブレないように撮るのは難しい。また、動画も一脚や三脚があればいいが、人込みの中では使えないので手持ちで"万歳"しながら頑張ってみた。しかし、カメラ（5DⅢ+24-105㎜）が重いので、1分も持たない。
ん~、目に焼き付けるのが一番だな。

これ以外にも、「イルミネーションストリート」ということで、様々な光の装飾がケヤキの並木道を覆っていた。クリスマス向けの演出ではないのだろうが、時期的にイルミネーションはどれもクリスマスと結び付けてしまう。いずれにしても冬の夜空に映えるイルミネーションは幻想的でもあり、寒さを忘れさせてくれるものだ。


また、台湾の光の廟埕（びょうてい）という台湾の元宵節（げんしょうせつ）を祝うランタンが夜空を華やかに彩っていた。ランタンの回廊ともいうべきもので、距離は短いがいろんな図柄で楽しませてくれるものだ。


さて、次は、「なら瑠璃絵」かな。