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2018.12.30
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テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:おでかけ♪
ようやく沖縄を訪れることができた。沖縄にある世界遺産の9か所とその他いくつかのグスク、景勝地など限られた日数の中で巡ってみた。
ちなみに気候は奈良とは10度以上の差がありとても暖かい、いや昼間は暑かった(半袖を持ってくるべきだった)。ただ、天候が雨か曇りで晴れ間がほとんどなかったのが残念だった。

さて、数多くあるグスクのうち、世界遺産に登録されているのは、首里城跡(しゅりじょうあと)、座喜味城跡(ざきみじょうあと)、勝連城跡(かつれんじょうあと)、中城城跡(なかぐすくじょうあと)、今帰仁城跡(なきじんじょうあと)の5つ。首里城以外は石垣(城壁)だけの遺構だが、石垣の曲線美やアーチ形の門、時代によって違う石の積み方など城好きにとっては楽しめる城跡だ。ちなみに、「城」はグスクといったほうがいいのだが、ここでは「じょう」としている。

1_首里城(那覇市)
歓会門越しの正殿

守礼門近くの県営駐車場は8時からしか開場しないため、並んで待つ。幸い先頭に行けたのでよかったが、2時間後にはここはもちろん、他の駐車場も満車で待機状態が続いていた。
首里城の開場は8時30分「ごろ」。というのも8時20分に入場券が発売され、30分に開門の儀式がある。門番に扮した3人が銅鑼を鳴らしながらその儀式を行って、ようやく開門となる。そのため30分「ごろ」となる。

開門と同時に中に入ると正殿が目の前にその姿を現す。記念写真の定番の場所だが、前庭は広いのでどこからでも撮れる。
首里城正殿

建物の中は靴を脱いで順路に従って巡るのだが、中国風の場所もあれば日本風の部屋もあり、見応えはあった。
正殿内部の玉座、御差床(うさすか)

外郭も周ってみたが、東のアザナは工事中、西のアザナは見忘れと、消化不良の結果となった。
なので、もう一度訪れて遺構をくまなく周りたい。
東のアザナは工事中

首里城公園には、「園比屋武御嶽石門(そのひやんうたきいしもん)」という世界遺産がある。守礼門から中に入っていくと左手に門が見えるのがそれ。素通りしてしまいがちだが、立派な世界遺産。残念ながら門の外は見られない。その外には「御嶽(うたき)」という礼拝所があるようだ。
園比屋武御嶽石門

(おまけ)
行くなら朝一番がいい。県営駐車場(2時間320円、超えても320円だった。機械清算ではないのでアバウト)に入れなかったら待ち時間が長くなるし、その後のスケジュールに影響する。もちろん私設の駐車場はあるがやや高い。なので、どうせ行くなら8時までに県営駐車場前に並んだほうがいい。
記念写真の定番、守礼門も朝イチだと人はいない。
守礼門も朝イチなら人はいない

開門の儀式もその時だけだし、団体客はしばらくすると怒涛の如くやってくるので、それを避けるためにも朝イチがいい。

2_座喜味城(読谷村)
世界遺産だけど雨が降っていたからなのか、訪れる人は少なかったため、駐車場(無料)も城内も空いていた。
城内の石垣や郭はきれいに整備されている。晴れていても訪問客が少ないなら穴場と言えそうだ。
二の郭から見る二つのアーチ状石門

曲線を描く城壁(石垣)や石造のアーチ門など印象的な城跡だった。
曲線を描いています
一の郭に残る殿舎跡

3_勝連城(うるま市)
石垣も高く、ダイナミックの一言に尽きる。
勝連城跡

ただ、石段や木段が長く、傾斜しているので雨が降ると滑りやすいかもしれない。行った日は曇りだったので滑る心配はなかったが、下りは濡れていなくても慎重に、かな。
三の曲輪への階段

残念なのは、台風の影響か石垣が崩落していた箇所があり、工事中で通れなかったところ、パイロンが置いてあるところがあったことだろうか。
二の曲輪殿舎跡

4_中城城(中城村)
「なかぐすくじょう」と言わないと、「なかぐすくぐすく」になってしまう。
この城跡は有料(駐車場は無料)。入口から正門までそこそこ距離があるので無料送迎用のカートが運行している。僕らはタイミングが悪かったため、歩いて正門まで行った。とはいえ、10分程度かな。
敷地は広く、正門から裏門(料金所のある入口)まで写真を撮りながら回ると結構時間はかかる。
アーチ状の門や曲線を描く石垣など見どころは多い。
中城城正門跡
一の郭へ通じる二つのアーチ状の門
二の郭
重厚感のある三の郭
一の郭から二の郭を望む

5_今帰仁城(今帰仁村)
今帰仁城高石垣

「なきじん」とは普通には読めない。「いまきじん」と読んでしまう。
この城も有料だが、ネットで前売り券を買えば2割引きとお得。
外郭は一部崩れた石垣もあるが、曲線を描いている様は圧巻。
外郭にある低い石垣も曲線を描く

有料区域に入って、御内原(ウーチバル)からの景色は素晴らしく、晴れていればもっと感動的だったかもしれない。また、主郭より南側にある志慶真門郭(しげまじょうかく)の石垣はおすすめポイントとして紹介されているが、一部石垣が崩壊しているのか、工事中で行けなかった為、主郭や御内原から眺めるしかなかった。もっとも石垣の曲線は上から見ないとわからないから結果的にはこれでいいとは思うが・・・。
大隅(ウーシミ)という立入禁止エリア
工事中で入れなかった志慶真門郭(しげまじょうかく)

この他、外郭外には祭祀を行う火の神の祠や今帰仁城の出城と考えられているミームングスクなど今帰仁城以外にも見る所は点在している(訪れる人はそうはいないかもしれない)。
ちなみに、「ミームングスク」はパンフレットなどではきれいに整備された方形状に石が積まれたグスクの写真があるが、実際に訪れてみると草が生い茂り、石も一部露出しているだけでわかりにくいグスクだった。
絵のような石垣があるかと思いきや…
草むらの中に石垣が見えているだけで全体像が分からん

以上世界遺産の5か所のグスクはどれも素晴らしく、特に石垣(城壁)は曲線を描くなど、本州、九州、四国にある城の石垣とは違うものだった。事前にこれらのグスクの情報を得ていたが、実際に行ってみないとそのすごさや見どころはわからない(当然だろうけど)。

どこも再訪したいと思える場所ばかりだった。



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Last updated  2018.12.30 11:51:01
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