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東奔並走。

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2019.08.04
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カテゴリ:山歩き。
栂池自然園→天狗原→乗鞍岳→白馬大池→小蓮華山→白馬岳→白馬山荘(9.2㎞)

後立山連峰にある白馬、五竜、鹿島槍の3座を縦走で一気に踏破することにした。
白馬岳といえば、大雪渓。猿倉を起点として雪渓を上がって行くコースがメジャーでいいのだが、敢えて雪渓は登らずに距離はあるが栂池から白馬岳を目指すルートで行くことにした。
栂池高原ゴンドラ乗り場の近くに無料の駐車場があるので、そこにクルマを止め置いて行く。
ゴンドラ乗り場には登山指導員らしき人がいて、「どちらまで行かれますか?」と聞いてきたので「白馬山荘です」と答えると、午前8時30分を回っていたせいか、「距離が長いので急ぎ気味で頑張ってください」と返ってきた。
計画では栂池のゴンドラに10時頃到着としていたのだが、実際は1時間以上早く到着したので15時過ぎには山荘に到着できると踏んでいた。指導員は一般的なコースタイムからアドバイスをしてくれていたのだろうが、不安をあおられた感じがしてしまった。

ゴンドラ乗り場

栂池高原ゴンドラリフトで15分、ロープウェイに乗り換えて栂池自然園まで5分と一気に標高を稼いでのスタートだ。
時間は9時20分。天気は晴れてはいるが、雲(ガス)が多い。
しばらく樹林帯を歩いた後、天狗原という見晴らしのいい場所(湿原)に出る。

天狗原から乗鞍方面

最初に目指す(白馬)乗鞍岳もガスで時々隠れるなどその姿がはっきりしないようだったが、そのまま先に進む。一部雪渓を超えていくが、キックステップで行けば問題ない。

雪渓を登ります

1時間ほど進むと乗鞍岳の標識が出てくるが、平坦な場所にあるため、そこが果たして頂上なのかと思ってしまうような所だ。この辺りに来ると、白馬岳方面から栂池方面へ抜ける登山者(下山者?)と多くすれ違うようになった。道はそれほど狭くはないので道を譲ったらしばらく動けない、という状態はなかったものの頻繁にすれ違った。

乗鞍岳

乗鞍岳を後にして5分ほど進むと、大きな池が見えてくる。白馬大池だ。相変わらず空模様はガスが出てきたり、クリアに見えたりと短時間の間で目まぐるしく景色を変えていた。

白馬大池を望む

momoは高所順応に時間がかかるせいか、この辺りから歩くペースが落ちてきた。確かにゴンドラ、ロープウェイで一気に高度を上げたため時間とともにしんどさが出てきたようだ。
小蓮華山から三国境への途中、雷鳥親子を見かけると気持ちも和らいだのか、少しはペースも上がったが、白馬岳山頂に着くころには再び足取りが重くなっていた。

momoお疲れの様子
ライチョウ親子
三県の境なので三国境

それまでガスがかっていた稜線も晴れてきて、頂上付近では青空もひろがり、目指す山荘も山頂から下がってすぐにあるので、手続きを済ませるとようやく落ち着くことができた。

最後のの登り
白馬岳頂上
白馬山荘到着

予定より早くに出発したが、momoの調子が上がらなかったため、結局山荘に入ったのは16時を回っていた。こういう事態を考えると少しでも早めの出発がいい。

宿泊した白馬山荘は収容人数が800人という大規模宿舎だ。しかし、内部は一般的な山小屋と変わらず、大部屋ももちろんある。今回宿泊したのは平日だからか詰め込まれることはなかった(とはいえ、結構な数の人が泊まっていた)。しかも、大部屋なのに2人ずつ(最大3人)に仕切られた区画(左右に壁あり)だったため一層落ち着くことができた。昨年泊まった槍ヶ岳山荘では別料金を払って同様の空間(壁付簡易個室)を確保したのに、この白馬山荘は無料で大部屋にもかかわらず「コンパートメント」が提供されたのはうれしかった。しかも自炊場は同じ建物内にあるため風や外気に影響されることなく調理ができるということで、その点でもこの山荘はよかった。
momoお手製のロコモコを食べて、就寝した。

今日の晩御飯。ロコモコ、サラダ。


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Last updated  2019.08.11 22:25:36
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