東奔並走。

東京の城というと皇居でもある江戸城が思い浮かぶが、もちろんそれ以外にも存在する。有名、無名はあるけどその中でも有名の部類に入るであろう八王子城を訪れた。


八王子城の由来はググれば出てくるので割愛するが、戦国時代末期の北条氏の城だ。
豊臣氏の小田原征伐で落城しているため、遺構としては石垣や曲輪などで建造物は残っていない。しかし、曲輪などはきれいに整備され、御主殿跡には礎石や建物の間取りや配置がわかるような工夫がされている。


辺りは草で覆われており、「兵どもが夢のあと」という雰囲気だ。


この城は山城のため、本丸はプチ登山をして行かないといけない。登り切った本丸跡は狭く、祠と石碑があるだけだった。


途中見晴らしの良いところからは、東京方面を遠望できるなど、眺望は抜群ではないにしても、まあ楽しめるところといえそうだ。

今回横浜から片道40数ｋｍの道のりを自転車で走ったのだが、主に国道を走るため、車道の脇を走ていても結構気を使う。
多くの車は僕らの自転車を大きくよけて抜いていくが、ダンプなど大型車は時折間近を通り抜けていくのでヒヤヒヤもんだった。