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東奔並走。

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2020.08.09
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カテゴリ:山歩き。
​​​​​​​​​​​​北海道の百名山を登る予定で先週行ったが、天候不順であきらめ予定を切り上げて帰ってきたのは先日の日記の通り。しかし、本州は天気がいい(雨マークはない)ようなので、それならばといくつか残している百名山を登ることにした。ただ、南アルプスは小屋が閉まっており、草津白根山は火山警戒レベルの関係で登頂できないため、登れるところは限られる。

戸隠に高妻山という結構ロングルートの山がある。とはいえ、これだけ行っても面白くないので、「蟻の戸渡り」で有名な戸隠山もセットで行くことにした。
今回、車中泊やテント泊はやめて、「戸隠イースタンキャンプ場」のバンガローを借りて前泊、後泊することにした。その方が体には楽だと判断したからだ。

​すぐ隣にある戸隠キャンプ場とは違って静かなところだ​

天気はくもりで日差しがない。なんだかなあと思いつつも雨じゃないだけましかと朝5時30分にキャンプ場を出発し、「ささやきの小径」を1時間ほど歩いて登山口のある戸隠神社奥社から頂上を目指す。

ここから登山口まで約1時間
随神門のまだ奥に登山口がある
この後、クサリ場が連続して出てくる

クサリ場は何か所かあるが、特に問題なく進む。蟻の戸渡りの前に胸突岩というクサリ場があるが、ここで降りてくる人と出会った。逆コースで来たのかと思いきや蟻の戸渡りで引き返してきたとのこと。ナイフリッジなので高所恐怖症の人には厳しいのかもしれない。胸突き岩を登るとそこには蟻の戸渡りが待ち構えている。

​右下にはエスケープルートがあるが、躊躇せず渡る​

確かに両端は切れ落ちており、幅も先に進むほど細くなって、とても立てそうにない。エスケープルートもあるが、ここは慎重に戸渡りを進む。立ってはみたものの、四つん這いに行くのが危険は少ない。最後は跨いで進もうとしたが、できそうにないため横ばいで進んでクリアした。

登り終わった後上から見ると後続者が這っているのがわかる
momoも這って進む

岩や石は締まって崩れることはないが、雨で濡れていると滑るかもしれないという怖さはある。今回は濡れていないためまだよかった。
この蟻の戸渡りをクリアすればあとは頂上まで難なく到着できる。

頂上は狭いので次に進む

頂上から高妻山分岐の「一不動」まで1時間半ほど進む(大半下り)。ここから高妻山に向けて登りが続く。天候は回復しないばかりか、高妻山本体もガスでなかなか見ることはできず、目の前の道を進む(登る)しかなかった。

ここから頂上まで休憩込みで約2時間半
修験の道らしいネーミングだ
途中一瞬、目指す頂が見えたが、すぐに隠れる(頂上はさらに先にある)

「一不動」から「十阿弥陀」まで道標のように祠があるが、このうち「九勢至」を過ぎると最後の急登が始まる。しかも長い。
さらに土が乾いていないので、登りはともかく下りは気を付けないと滑ってしまいそうな斜面だ。

写真ではわかりづらいが、登りにくい斜面が続く

この急登を登りきると今度はガレ場に出る。これを抜けるとようやく頂上だ。
頂上からは戸隠連山や黒姫山方面は見えたが、晴れ渡ることはなく、見晴らしは今一つだった。

曇天の下、奥には先ほど登った戸隠山が見える

暫く休憩したら、下山開始。
五地蔵山まで行くと弥勒尾根に沿って下山口のある戸隠牧場まで下りることになるが、この尾根、平坦路がほぼなく、ひたすら下りで長い。しかも木の根があちらこちらで出ているので歩きにくいし、滑りやすい。傾斜が大きいのでかなり足に来る。

この後、延々下る。木の根に注意しないといけないので疲労がたまる

うんざりしながら下りること約1.5時間。牧場まで下りてくるとのどかに牛や馬が草を食んでいる風景が広がっていた。
出発して10時間半。結構ハードな山行だった。

「戸隠神告げ温泉」で汗を流し、バンガローで後泊して明日に向けて体を休めた。


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Last updated  2020.08.18 18:26:49
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