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テーマ:山登りは楽しい(12253)
カテゴリ:山歩き。
南アルプスの悪沢岳、赤石岳は百名山の中でもまだ登っていない山だが、これまでコロナの影響でなかなか足を踏み入れることができなかった(小屋やバスの休業も影響している)。もちろん時間をかければ行くことはできただろうし、人も少なくていいのだろうが、そこまではしようとしていなかった。
しかし、今年はこの山域の山小屋等を管理する「東海フォレスト」が宿泊予約を再開するということでようやくこの2座を巡るチャンスが訪れた。 ルートとしては、椹島を基点として千枚小屋から荒川三山を経て赤石岳に行くコースだ(一応全てテント泊)。 登山前日は車中泊でも椹島ロッヂでの宿泊でもなく、その手前にある「白樺荘」に宿泊した。ここは宿泊料が安いことと椹島行きバスの第1便に間に合う距離でもある、宿泊地の千枚小屋には椹島から早朝に出なくても行けるということでそうした。 安い、きれい、温泉もいい。自炊も外で可能なので、前泊するにはちょうどいい 下山後立ち寄れば靴等も洗える 翌朝、白樺荘からバス停のある夏期臨時駐車場までは車で10分もあれば到着する。駐車場は広く余裕で駐車できたが、第1便を待つ人はすでにバス停に並んでいた。 150台くらい収容可能だそうだが、全く余裕のある状態だ。仮設トイレもある 駐車場の上にバス停がある(左側)。このあと0便として2台やってきた 第1便の発車予定は7時30分が、人が多いと発車時間や便数が変わるそうだ。ということでこの日は6時50分ごろに出発した(第0便になるのかな)。バスといってもマイクロバスで28人を詰め込み、ザックは膝に抱え、ヘルメットも被らされての乗車だ。道も決していい状態ではなく、途中落石があるとバスが止まり、ドライバーが石を退けて行くので椹島まで1時間はかかる。8時ごろにロッジに到着。 途中、赤石岳が見える場所で停車してくれた。 8時20分ごろに千枚小屋を目指して椹島を出発。長い吊り橋を渡って樹林帯をひたすら登っていく。途中視界の開けるところが「見晴台」というところだけで、千枚小屋まで森の中を歩く。 右奥のテントのある場所がバス乗降場 登山口まで林道を少し歩いていく 登山口はこの吊り橋を渡るが、結構揺れる。momoも恐る恐る渡っていた 途中にある水場。清水平という。冷たくて美味い! 見晴台から荒沢岳方面を臨むが、ガスってます 小赤石岳もガスで頭の方は見えません 駒鳥池という苔で覆われた池 出発して6時間ほど歩けば小屋に到着する。事前にWEB申し込みをしているので宿泊カードに必要事項を書いたら手続き終了。小屋前からの見晴しはよく、ベンチもあってくつろげるが、テント場は小屋から3分ほど離れた場所にあり、しかも樹林帯。これではあまりくつろげそうにもないので、テントを設営したら食材等を持って小屋前に移動し、そこで夕方まで過ごした。だって、トイレも水場も小屋前だしねえ。 小屋泊は予約でいっぱいだそうです 小屋前から正面い富士山が見えるが、この日は頭だけ時々見える程度だった 眺望はないが、静かなテン場 さて、明日に備えて休もう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.08.15 08:33:49
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