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テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:お城・お寺 etc
<大給城>
足助城から車で30分のところにある大給(おぎゅう)松平家が治めた城に登城した。マイナーな城かもしれないが国史跡の山城だ。ちなみに大給松平家は家康の先祖長親の兄である松平乗元が始祖だが、詳しくはウィキったら出てくるのでそちらを参照した方が正確だ。 登城口近くまで車で行けるし駐車場も数台分ある。ただ、この登城口は本来の登城のルートかどうかよくわからない。少し登ると平行移動の道に出る。その先に大給城という標識が出てくる。 このまま樹林帯で覆われた遺構だけなのかという雰囲気だ あたりは樹木で覆われているので城という感じがしない。堀切や虎口といった標識があるので、そうなのかなあという感じしかしない。 虎口はその名の通り、狭く造られている。枯葉と崩れた感じが古城を感じさせる。 とはいえ、虎口をすぎ本曲輪へと向かうと石垣が見えてくる。いよいよダイナミックな遺構が出てくるのかと期待したが、低く積まれた石垣が石塁のような感じで現れただけで、特に石垣の大きな展開はなかった。 野面積&布積の石垣だが、低い。 本丸入口 ただ、この曲輪の一帯には巨岩が多く、物見岩とも言われる巨大な石があるなど、天然の石をうまく活用しているという印象だ。 巨岩も防御に活用したんだろう 本曲輪のあたりは視界が開けて下界なども臨めるが、その他の曲輪は樹木で覆われ、いまいち全貌を把握することができない感じだった。 <西尾城> 大給松平家が大給城からスタートし、以後転々としながら最後に転封され明治の廃藩置県まで治めていたのが西尾藩で、そこにある城が西尾城。城跡は歴史公園として整備され、本丸丑寅櫓(三重櫓)、二の丸には鍮石(ちゅうじゃく)門、二の丸丑寅櫓のほか天守台(本丸ではなく二の丸にある)も復元されている。 本丸跡地には石碑と神社があるだけ 本丸丑寅櫓 三重櫓なので天守の代わりにはなる 大河ドラマの影響もあってか、のぼりがあるのは仕方がないか 鍮石門越しの丑寅櫓 もう少し左からのアングルがいいのだが、木が邪魔してしまう 二の丸丑寅櫓 本丸丑寅櫓は内部が公開されているが、広くはない(まあ、櫓ですからね)。ただ木造なので雰囲気は悪くない。桜の満開前に行ったが、タイミングが合えば桜、櫓、堀とのコラボがいい感じだろう。 ちなみに、本丸にある丑寅櫓は天守の代わりをしていたかもしれないが、天守台がないわけではなく、本来の天守台はなぜか二の丸にある。 外から全体を撮りたかったが、ちょうどこの真下が工事中で柵と工事関係車両で撮れなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.08 15:16:15
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