上の3枚の写真はイタリアのラヴェンナにあるサン・ヴィターレ聖堂です。こちらは今まで何度も紹介しています
世界遺産の一つ”
ラヴェンナの初期キリスト教建造物群”内の建築物です。
”ラヴェンナの初期キリスト教建造物群”は以前
ローマ(世界遺産)で書きました、10ある
世界遺産登録基準のうちの1・2・3・4に該当します。
この建物は完成は西暦547年で、以前の
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の時に紹介した西洋建築の流れの
ビザンチン建築(初期キリスト教建築)に当たります。ビザンチン建築の特徴は、建物の外観よりも内部に豊かな装飾を持っている点です。上の写真を見てもわかります通り、外部は無骨にレンガを積み上げたような外観ですが、内部は色彩豊かな色大理石などによるモザイク画で覆われています。
今まで紹介しました
サン・ピエトロ大聖堂や
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のような”壮大なスケール”・”圧倒的な存在感”はありませんでしたが、この2つ建築物より時代が古いこともあり、建物の内部はなんともいえない静寂さ、神秘的な面持ちが感じられました。
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千年の帝国 ビザンチン~砂漠の十字架に秘められた謎~