今の私の仕事は一言でいえばなんでもやです。なんて呼ばれているかというと「監督」「大工さん」「社長」その他苗字・名前など。苗字と名前以外は全部当てはまるような当てはまらないような。かなり微妙な立場なのです(笑)そんなことはいいとして。
新築の工事監理も多少しますし、その後の点検、手直しにもお伺いしたりしますので、お伺いした家庭のことも少々垣間見えてしまう立場にいます。
お引渡しの時に2人だったお子さんが2年後お伺いしてみたら3人になっていたり、旦那さんが出かけたことすらわからない奥さんがいらっしゃったり、その家庭の時の流れや状況が感じられたりする時があります。
昨日は3件アフターでお伺いしたのですが、午後にお伺いしたお宅はお引渡しの時に元気だった旦那さんが脳卒中か何かで倒れられて、車椅子生活になっていました。さらに、午前中お伺いしたお宅は前回の手直し時に元気だった奥さんが癌で亡くなっていました。夕方にお伺いしたお宅は前回は奥さんのおなかが大きかったのですが、お子さんが生まれていたばかりかハイハイしていました。
家を作ってその後のメンテナンスを仕事の一部としている今の立場は、時には嬉しくなるようなこともありますがすごく悲しくなることもある、他にはなかなかない貴重な体験ができているんだなと感じた1日でした。
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