ないすミドルのレース日記　（楽しく走ろう♪）

☆不安
5年前の春

訳あって右鎖骨を骨折したのですよ、初鎖骨ポッキー
朝いちに折って、そのまま普段通り仕事して帰宅（をい、病院は？ww）
鏡を見ながら動かしたら複雑には折れていない事が判明
こりゃあ手術の必要は無いな、自然治癒できるぞ♪と素人が勝手に判断（笑）

いつものように仕事をしながら、3か月かけて完治
したハズ･･･
（実は5㎜ズレてくっ付きました、見てわかるほどズレてますww）

ところが･･･

今年の6月、右肩に違和感が

動かすとたまに痛い
3回目の四十肩か？
と思い、もちろん放置プレイww

ところが･･･
日に日に痛みが増してくる
過去2回の四十肩とは雰囲気が違う。。。
鏡を見ながら動かすと･･･あれっ？
5㎜ズレてくっ付いてる部分が動いてる

どうやら偽関節ができてしまったようです。。。
日常生活でも痛みが走る状態で、果たして耐久レースを走れるのか

なんて事を言ったところで、

練習走行で40分間連続走行できたので、本番の70分間も大丈夫でしょう

･･･たぶんww

☆初体験
レース当日は珍しく前夜の酒は残っておらず、爽やかな朝をむかえました（笑）
その後
かなりコアなファンがPitまで応援に来てくださいました

​しかもペンを渡され、ココにサインしろと
申込書や契約書にサインをしたことはあるけど、サイン帳を書いたのは初めて


↑　もう少し色々書けば良かったと　今更反省中ww

今日が僕の引退レースと知り、鳥取に住む大学の同級生コムラ君がヒロアキとシンジを連れて応援に来てくれました
高校の同級生トシヒコも応援に駆けつけてくれて、嬉しいかぎりです


↑　鈴鹿サーキットでは有名なカメラ女子の萌由ちゃんもPitまで激励に来てくれました

ミニモト4耐最後の大会は総エントリー台数134台、久しぶりに100台を超えました。
140台を超えて予選落ちが発生する事を期待していましたが、流石にソコまで多くは無かったですね（笑）

#217はBグループ（67台）、9:00から30分間の予選が始まります。
目標タイムは2019年のタイムを超える事
予選3’19.974、決勝3’18.963、3分20秒を切りたい
忘れ物を取り戻すためには、決勝レースを前半グループでスタートする事
最低でも23秒を切らなきゃいけないだろうと予測
周回数は計測9周と予測して、GROMのスリップをたくさんもらえるように先頭から10台目くらいに並びました
後ろから追い抜いてくるGROMのスリップを次々に拾いながらタイムを出す
名付けて「他力本願タイムアタック作戦」（爆）

☆危険予知
PITロード出口が解放され、兵どもがタイムアタックを開始する
ご存じのようにミニモトはスリップストリームを駆使してタイムアップします
って事はバイク同士が超接近戦になるわけで、マシン同士が接触転倒が日常茶飯事
僕も2015年に接触し、マシンもろとも宙を舞い、一気に5本ポッキーしました


↑　予選　Ｓ字　Photo by RUPIN 中川氏

コースイン直後、僕の目の前のグロム数台の動きが怪しい
「あんた、そんな走り方してるとぶつかるで危ないで」
と思った数秒後、3コーナー（S字入口）で目の前のグロム同士が接触、アウト側のグロムが転倒
ホラ、言わんこっちゃない
これまで多くのライダーが僕の目前で飛んで行きました
2021年も目の前で飛んだバイクに巻き込まれそうになりました
飛んだライダーに大きなケガが無い事を願います


↑　予選　ヘアピン　Photo by カメラ女子 萌由果ちゃん

☆失敗　その3
タイムアタックを始めますが、バイクが走らない
10月の練習では絶好調だったエンジンが、今日は別人のように機嫌が悪い

グロムのスリップをもらう予定が、まったくスリップに付けない
スリップに入っても引っ張られるどころか、離されてしまう

原因は気温･･･
キャブセッティングが合っていない
ピットインしてメインジェットを換える時間は無い
とりあえず予選は死に物狂いで走るだけww

必死になって走ったけど、ベストタイムは　3’28.783
自己ベストから10秒落ち
最低限の目標であった【前半グループでスタート】すら達成できず

マシンセッティングだけではなく、老いのせいなのかなぁ


↑　予選チェッカー後のヘアピン　Photo by カメラ女子 萌由果ちゃん
撮影してくれたカメラマンたち、カメラ女子たちに感謝の挨拶♪

☆予想通り（笑）
予選終了後のピットインの際に「ランダム抜き取りチェック」があるのですが、何故か僕が引っかかる確率高し
過去にも2度、車検場へ拉致されていますww

案の定今回も車検場へお招きいただきましたww
MFJライセンス、チェストパッド、脊椎パッドを装備しているかをチェックされました
もちろん僕は無問題でしたが、数人のライダーが違反していたようです


↑　集合写真　まるでNGK杯みたい

☆失敗　その4
キャブレターセッティングが出ていなかったので、メインジェットを交換･･･
交換しようと･･･
んっ
持ってねえじゃん

そうです、ジェットセットを忘れて来ました
ゴメンちゃい

こんな事では【忘れ物】を取り戻す事は不可能ですね。。。

​
↑　エンジンOIL交換
マシンオーナーのＭＤおやじ自ら、決勝前にオイルを交換してくれています、感謝

みんなの期待を裏切らないよう、僕達ライダーはベストを尽くすだけ


↑　76番グリッド
2006年のOPENクラスを除いて、過去最悪のグリッド
もう無くすものは何もない、1台でも多く蹴散らして前へ進むのみ


↑　グリッドにて　U16君と一緒に


↑　アンブレラガールは朱美ちゃん
急なお願いにもかかわらず、二つ返事でいただきました

4時間耐久レース　決勝
12:00ちょうど
最後の戦い、鈴鹿Mini-Moto 4時間耐久レースの熱き戦いの火ぶたが切って落とされる


↑　日章旗の合図を待つ瞬間
実は日章旗を振るオフィシャルは友人です（笑）

僕達は無事忘れ物を取り戻す事ができるのでしょうか
ココまで逆風しか吹いていない状況で、負けるな俺たち