ノスタルジック一枚焼きクッキー&コーヒーフィナンシェもどき
仕事の帰りに商店街を通るのですが、洋菓子屋さんが二件もあってどちらかがお菓子の焼けるいい匂いをさせています。 そのせいでお菓子作ろっか~と思わせてしまう罪な香りなのです。 前に本で読んだ一枚で焼いて切り分けるクッキーと白身が余るので何となくコーヒー味なお菓子を作ろうと思い立ちました。 クッキーの材料は小麦粉150グラム、粉砂糖とバター各70グラム、卵黄一個、牛乳小匙一、バニラエッセンス小匙半分です。 面倒くさいのでバーミックスを活用することにします。まず、グラニュー糖を砕く用途用のスーパーグラインダーに入れて更に粉末状に砕くパウダーディスクをセット、ガーッと回すとあら不思議、粉砂糖に変身です。前にお菓子の本で粉砂糖はグラニュー糖を粉末状にした物と知ったのでそれじゃもしかしてと試したらビンゴでした。粉砂糖ってほんの少ししかいらない時とか多いので好きな分量で作れるこの方法は有り難いです。次に粉と砂糖を混ぜ、三つに分けてバターを加えてまたスーパーグラインダーでガーッと回します。きめ細やかなサブレ状のミックス完成です。手でやるのが本式なのですが、はっきり言って面倒くさいし、バターが溶ける恐れがあるので今回はこれでいきます。一度に大量に出来ないので3回に分けてやりましょう。バターも3等分して加えて繰り返します。これに牛乳とバニラエッセンスを混ぜてほぐした卵黄を加えて混ぜ、手でまとめて冷蔵庫に入れておきます。 次はコーヒー味のお菓子をオリジナルで作ります。材料は小麦粉50グラム、トレハロース10グラム、蜂蜜20グラム、三温糖10グラム、白身Lサイズ1個分、サラダ油大さじ二杯、ブランデー大さじ一杯、ベーキングパウダー茶さじ1、粉末インスタントコーヒー小匙1です。 作り方は粉・ベーキングパウダー・コーヒーを合わせてふるい、サラダ油・トレハロース・三温糖・蜂蜜・白身・ブランデーの順に入れて混ぜて、粉類をふるい入れて混ぜます。型(今回はシェル型を使ってみました、油を塗ってます)に入れて170~180度で20分焼きます。この間に洗い物を済ませてしまいましょう。 次はクッキーの仕上です。生地を二等分して一つ目を伸ばし、四角い板状に整えます。天板にのせて170度で20分焼きます。二回目は少し厚めだったので25分にしました。 熱い内に切り分けます。冷めてからだとボロボロに崩れてしまうそうなので。本当はルレットで切るらしいのですが、そのようなしゃれた物は持ってないので金属製のコテでさっくり切ります。 食べてみるとコーヒー味はもっちりした感じに焼けました。アーモンド粉で作るフィナンシェだとさっくりなんですけど、小麦粉だったからかな?。ほろ苦さと蜂蜜がいいハーモニーです。クッキーは昔高校生の時に焼いていた感じの味に似ています。もう少し甘さを控えてもいいかも知れません。本のオリジナルレシピより砂糖を控えたんですけどね。