年越し準備は佳境へ
朝早くに昨日夜行バスで東京を発ったダンナが帰ってきました。珍しくクロさんが熱烈歓迎です。その5分前までは爆睡だったのですけどね(_ _;)。 あまり寝てないダンナに暖かい物を飲ませてお菓子を一寸食べさせてから一眠りさせます。午前4時に携帯をマナーモードにしてない馬鹿のせいでそこら中に鳴り響いた着信音で起こされて暫く寝られなかったとか、そいつのマナー違反もさりながら、そんな時間に電話をかけてくる奴ってどんな奴だとそちらも気になりました。そんな時間に電話をかけるのを許されるのって血族の突然な不幸ぐらいだぞ、多分。 ダンナの寝ている間にシフォンケーキを焼きます。眠りを妨げないように今回の生地は人力で製作っす。 天火をガス台にえいっと置き、加熱します。上に黄身とグラニュー糖を混ぜた奴を置いて優しく熱を加えて溶かします。その間、他の材料の準備です。 ついでに昨日仕込んだビーフシチューの仕上もしてしまいましょう。 塩を一つまみ入れて白身を泡立て、レモン汁とグラニュー糖を加えて更に泡立てます。ひっくり返しても落ちないぐらいになったら力強くかき立てて泡を引き絞めて冷蔵庫に入れておきます。 先ほどの黄身とグラニュー糖をもったりするまで泡立て、オレンジエッセンスとサラダ油と100%オレンジジュースを加えて良く混ぜ、粉を篩い入れて滑らかになるまで更に混ぜます。泡立て白身を3回ぐらいに分けて混ぜ、型に流し込んで焼きます。 すんごく昔の天火なので温度計はあるものの、タイマーも温度を自動的に調整する機能もありません。タイマーは冷蔵庫付属の奴で、温度はガスの火をこまめに調整で対応です。 まだ慣れてないので一寸目を離しただけで温度がやたらと上下して対応に大わらわです。下がったら思いっきり強火にして少しだけそうして後はすぐ火を弱めに調整。上がったら上の排熱孔を開けて火を弱めてまたある程度たったら火を中に調整。この繰り返しで温度が安定するまで20分ぐらいかかりました。昔それなりに使っていて対処をある程度知ってるこちとらでもそれなりに手間がかかりますから、電気オーブンに慣れきってて初めて使う人(結構今見直されているらしい)はもっと大変かもと思います。でも、この天火やケーキと対話するように作っていく感覚が私は結構好きなんですけどね。 温度が調整終わったところで後片づけに入りますが、丁度材料で使い切ったサラダ油の表示を何げに見てびっくり!。体に脂が付きにくいとか言ってる奴の一種なのですが、もしかしたらシフォンケーキとか膨らまないかもよな注意書きが~。んなもん普通読まないよ~。大丈夫なのかぁ~(_ _;)。 取りあえずパンパンにでは無いですがそれなりに膨らみ、ひっくり返して冷まします。電気オーブンだと最初が上から後中焼けなのが、天火は行程がその逆なのは昨日作ったフルーツケーキと一緒です。 さて、どうなりますやら。 片付けも済んで落ち着いてからパソコンを使い出すとダンナが起きて来ました。暫くして昼ご飯です。後片づけをして遂にシフォンケーキを型から取り出します。幸い、殆ど萎むことなく綺麗に焼けました。電気オーブンより心持ちしっとりした感じで焼け、上にヒビも入りません。 いつもなら上がガーッと膨らんでヒビが入り、ひっくり返すとしおしおのパ~とある程度萎んでしまうのですが今回は平らです。やはり、先に電気オーブンは上が焼けて固まってしまい、下からの広がりに耐えきれずヒビが入ってしまうのではと思いました。 お買い物前にダンナは窓の掃除とリビングの配線変更(今だと多少家電を使うとブレーカーが落ちるので)、私はクロさんのトイレ掃除とオークション出品予定のブツ類がカオス状態になっているのを何とかプチカオス状態にしました。物というのは強引にグループ分けして収納スペースを作って納めると結構仮状態でも綺麗に収納できる物です。ダンナに教えてもらって散らかし魔人な私も何とかある程度お片付け出来るようになったのですね。これにて年末掃除系は完了です。 それぞれの担当仕事が済んだら、最後は年末投げ売りの買い出しに出発です。かなり色々ゲットする事が出来ました。 栗の甘露煮とクワイを安く買えたので、帰ってからクワイの煮物とキントンに甘露煮追加をして年末料理は完成です。 後は夕飯食べてお風呂に入ってぐだぐだするだけなのですぅ。 今年も皆様には色々お世話になりました。また、来年もよろしくお願いします。皆様よいお年を~。