上田早夕里さんのショコラティエの勲章を読みました
図書館で見かけたので、上田早夕里さんのショコラティエの勲章を読んでみました。【中古】afb【古本】ショコラティエの勲章/上田早夕里 この方の話はバリバリハード系のSFの方でしか認識が無かったので最初びっくりしましたよ~。 こういう美食ミステリー系もお書きになってたんですね。 お話はあるチョコを主とする洋菓子屋さんとそこのパティシエさんとお菓子を巡る人間模様を軽くミステリーを絡めてあるって感じですが、そこに出てくるお菓子類の描写がもう甘党にはたまらんです。特にチョコレート系がもうね、涎もんです。ヨーロッパの次に日本ってチョコはうるさいんではないかしらとしみじみ思いますね。材料が良い物が手に入らない分工夫もしてるんではないかしら。日本の普通の大量生産のチョコでもそこそこ美味しいですしね。 話は後味はほろ苦い物が多いです。最もこれはこの上田さんの持ち味だよなと思います。短編のSF系もバッドエンド系多いし。 兎に角、お菓子好きなら読んで損は無いです。