大分合同新聞に掲載されていたかわいくて子供らしい詩。
私が2年生の時に熱を出した。
お医者さんに行き薬をもらった。
でもさがらなかった。
私はお昼ご飯まで ねていた。
お昼になったからママが起こしにきた。
私は起きたけど
おかゆを食べられなかった。
次の日パパが無理やり休んだ。
だから
「今日はパパがせわをしてくれるな。」
と思った。
だけどパパはパチンコに行ってしまった。
だから休んだ意味がないなと思った。
この詩を学級通信に掲載するかどうかを学校の先生は悩み
「どうでしょうか?」と聞いてみたらママから
「絶対載せてください!これはお父さんに対する罪です!」
と強い言葉が返ってきたと言います(笑)
学校通信を配り3日後何とパパから手紙がきて
「うれしいやら かなしいやら、弁明のしようのない詩を
載せていただき、ありがとうございます。ご恩は一生忘れません」
と真っ赤な字で書いていたといいます。
どの子も、自分のことを大事にしてほしいのです。
病気のときはなおさらです。
そんなとき病気の菜摘ちゃんを放ってパチンコに行って
しまっつたパパ。
「期待が大きいだけ、裏切ったときには
大きな代償を払わなければなりません」 と先生はいいます。
でも、この詩を読んでいて、菜摘ちゃん素直でかわいいなと思うし、
なぜか、菜摘ちゃんのパパを責められないというか、
自分にも似たような部分があるような・・・。
と考えさせられる詩です。