株９．Ｎｅｔ

先日のアジア太平洋地域の薬物の取り締まりに関する会議で、日本の警察庁が提案した「北朝鮮の薬物密輸に対する国際協力」の勧告案が全会一致で採択されたようです。国連会議で特定の国を対象にした包囲網の強化が採択されるのは異例だそうです（ｉｚａ）
案の定、加盟国でない北朝鮮が乱入して日本批判を繰り返したようです。『日本の勧告案は、わが国を陥れようとする誹謗（ひぼう）中傷で、政治的な意図を感じる。』と発言していますが、誘拐、偽札、麻薬と国家として取り組み外貨獲得の手段としている北朝鮮は更に包囲網が狭められました。
政治的には日本の思惑通りになりましたが、実際に警察力だけで取締りが強化出来るのかは疑問が残ります。平成１３年１２月に鹿児島県奄美大島沖で北朝鮮の工作船が海保の巡視船と銃撃の末、自沈した事件など、警察だけでは持て余してしまう事もありそう。海上保安庁や海上自衛隊などと各国の海軍なども協力しなければ火力で負けてしまう。

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