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胴体構造について
1,枠組構造 管材や角材などの骨組みで荷重を受け持ち胴体形状を保持する構造 外皮をかぶせられることがほとんどだが それ自体は特に荷重を受け持たない 利点 構成する部材が汎用的な棒材の類なので大掛かりな設備を必要としない 欠点 外皮に軽い素材(主に布)を用いるため 後述の金属板の外皮と比較して耐候性が劣る ねじれ荷重に対して少し弱い 大量生産にはあまり向かない様に思われる 2,モノコック構造 枠組構造の様な骨組みが存在せず 厚い外皮がその役目を代行する構造 アルミ合金やFRPで構成する事が多い 比較的新しいグライダーで多用される 利点 複雑で滑らかな流線型を再現しやすい(グライダーで用いられる最大の理由?) ねじれの外力に対して強い抵抗性を持つ 型を用意できれば大量の製品が製造できる 欠点 FRPなら親型の製作 金属なら高度な板金技術が必要になり工作に手間取る 修理がめどい ねじれ以外の応力に対して若干脆弱になりやすい(気がする) 3,セミモノコック構造 モノコック構造にストリンガーや肋材を組み込んだもの 大型旅客機 輸送機のみならず金属製航空機には広く用いられる 利点 ねじれ 圧縮 曲げといった様々な応力に対して高い耐性を持つ 綺麗な流線型がある程度作れる 欠点 修理がとてもめどい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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