カテゴリ:株
ジャスダックやってくれましたね~
ジャスダック証券取引所は21日、連日の株式取引の活況などが原因で、 売買を管理するコンピューター・システムの処理速度が遅くなり、 証券会社に取引成立の通知が遅れるトラブルが発生したと発表した。 同取引所は今年に入って既に3回のシステム障害が起きており、 原因究明などを進めている最中だった。 ジャスダックの21日の出来高は約7億4000万株と過去最高を更新する大商いだった。 背景には、個人投資家によるインターネットを活用した取引の活発化がある。 20、21の両日は、投資家が一度出した注文を取り消したり、 売買注文の金額を訂正する事態も重なり、システムに大きな負荷がかかったという。 ジャスダックは当面の再発防止策として、 前日の出来高が1億株を超えた銘柄の取引を制限し、 注文件数が過剰に増えないよう努める。 具体的には、22日以降は証券会社による自己売買を禁止し、 26日以降は、信用取引を禁止するほか、 売買の即日決済を投資家に義務づける。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (2005年9月21日20時56分 読売新聞) まーそれでなくても、過熱しすぎがあったので下げたと思いますが・・ 問題は、出来高が1億株超えたことでも、売買が過熱しすぎな事でもなく、ジャスダックの脆弱なシステムにあります。 100歩譲ったとしても、システムトラブルに対する責任をとっている事にも、根本的な対策にもなっていません。 今回、規制をモロに受けたのは、50円以下の低位株。 出来高で1億といえば、売買代金で50億、これは500円の株だとこの売買代金にたっする出来高はこの10分の1の1000万株です。 現在管理ポストにはいっているシーマなどは、ジャスダックから”投資家の利益を守るため”という名目での監理ポスト入りです。 けっしてシーマの肩を持つわけではないですが、今回のジャスダックのシステムトラブルの方が、数倍投資家の利益を損ねてます。 それを出来高規制という形で責任転嫁というのでは、あまりにもお粗末ですね。 システムに影響を及ぼすのは、出来高ではなく、処理件数です。 シーマなどは、10株単位からではなく、1000株単位にすればかなり違います、すでにジャスダックからの要請はあったと思いますが・・ そうすると、可能性としては低いですが、見返りとして管理抜けというシナリオも考えられますね(笑)、そうするとシーマの株価は飛びます・・妄想ですけどね^^; どちらにせよ、ジャスダックが上場企業に求めている”適時開示”をジャスダックも是非実施していただきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.25 09:46:45
コメント(0) | コメントを書く |
|