かえのぼちぼち日記

ずっと見たくてチェックしていたＤＶＤ　「かもめ食堂」をやっと観ました。

ＰＡＳＣＯのＣＭとコラボしているみたいですが　ホンワカ感　ユルユル感　が絶妙です。

主人公サチエがフィンランド　ヘルシンキで営む「日本料理」ではなく「日本の食堂」の

「かもめ食堂」。

常連の日本かぶれのフィンランド男性トンミー・ヒルトネンくん（彼は名前を漢字で

「豚身昼斗念」と書いてもらい喜んでいた）

お手伝いでかもめ食堂に来たミドリさんとまさこさん。

この４人がかもめ食堂で過ごす姿が描かれています。

特別感動するわけではない。

いたってシンプルに４人の日常を淡々とつづっているのですが

かもめ食堂のメインメニューのおにぎりがとっても美味しそうで

そしてシナモンロールとコーヒーが無性に食べたくなる。。。

フィンランドの美しい景色やどこの国でも変わらない市場の賑わい。

そんななんでもない一コマ一コマが丁寧に映っています。

原作の群ようこの小説もよみました。

このかもめの絵は食堂でお手伝いをするミドリさんが

お店のメニューの挿絵に。。。とササッと描いたかもめのイラスト。

とてもお店の雰囲気と合っています。

原作では　サチエがフィンランドに来た経緯や「かもめ食堂」へのこだわり

ミドリさんやまさこさんが来たいきさつなども詳しく書かれてあります。

映画も小説も　とにかく淡々としててあったかみがあって

つかれているときにとってもココロがほわわわ～んとして、うさぎをだっこしているような

気持ちにさせてくれるような　ここちいい作品です。